先週はこの時期、どうも毎年恒例となってきた心身の虚弱を打ち払うため、神仏のご加護とお力をお分け願うために、大好きな甲信越方面へと足繁く通った週でした。
最初は甲州金峰山の金桜神社に始まりまして、この日はやはり崇敬する諏訪の姫大神様へと出向きました。
当然、こちらにお伺いするときはまず春宮至近の浮島社の瀬織津姫さまと万治の石仏さまにご挨拶申し上げてからのお詣りとなります。
この時期は、いしぼとけさまの周りでは合歓の花が咲き始めていました。

瀬織津姫さまの治められる浮島社脇の瀬をパックに、ヒメユリ?の花の朱が実に鮮やかです。

関東の平地ではすでに終わってしまったアジサイですが、ここ諏訪ではまだ瑞々しい青色を湛えてキレイでした。

春宮さまの境内地に差し込む夏の早朝の日の光が神々しさを感じさせます。

あと少しで大神様も春宮さまから秋宮さまへお引っ越しになります。
でも、普段はこちら秋宮さまに姫大神様はおられるとのことです。
早朝故か境内にお詣りにお見えになる方は地元の方々が主です。
日々、大社さまにご挨拶なさることが出来る環境、うらやましい・・・。

この時期、実に清々しい秋宮さま境内地前の朝の景色。アヤメが咲くと更にキレイそうですね!。

ちょうど甲信越の梅雨明けをラジオが告げていましたが、気温はすでに26度!。ですが秋宮さまのご神湯は気温よりも、さらに熱いせいか湯気が上がっています。

お詣りを終えてからは車でつづら折れの路を霧ヶ峰に上がりました。
車山手前の駐車場至近で咲いていたハクサンフウロ。
透明感のある薄紫色に癒やされます。

純白のカラマツソウに咲き始めのまだ短めのイブキトラノオ。

トンボもこの時期は、まだこのあたりで避暑中です。

キスゲにトンボの取り合わせはこの時期の霧ヶ峰定番の被写体です。


駐車場至近の自然保護センター前のビーナスライン脇に咲くニッコウキスゲ。

で、ちょっと先に車を走らせると、こちらは車山肩の駐車場脇の群落です。

散策路を歩きつつ撮影していると路脇にシシウドが2本。
さながら高原に上がった自然の尺玉花火!。

晴天でも日が陰ったりするとこの空とのコントラストがうまく出せません。

ちょっと陰っちゃうとこんな感じ。この少し上のポイントに南アルプスとキスゲの絡みを押さえようとカメラの放列が出来てました。

ここでもトンボがお目見え。こちらはノアザミとの絡み。

食堂の階段脇、こんな所にアカバナシモツケソウの花が咲いています。
花アブが夢中で蜜を吸っているところをチョイと失礼して。
脚の花粉玉はキスゲの花粉かな?。

一通り撮影を終えて、さて帰ろうかと車に戻るとこんなお姿の蝶が愛車にお越しで。
羽をキャンバスに霧ヶ峰の山々を描かれているようで実にアートな蝶でした。

善光寺/志賀高原編へと続く・・・。