今年の盆行は都合でリプレイス帰省となりました。
おまけに台風までやってきて、スケジュール変更をなさねばならず、
ゆっくり、田舎の盆を楽しむ・・・、とまでは行かなかったのは残念です。
それでも、16日は何とか天候が持ちましたので、
一戸へ行く前にそのまま、高速を乗り越して十和田湖を訪れてみました。
十和田と言っても湖はどちらかというと二の次で、
今回の訪問の目的は十和田神社です。
2016/8/16撮影 十和田神社神域

十和田神社のある中山半島は十和田湖に突き出した2つの半島の一つで、
噴火当時の溶岩がそのまま地面となり露出している場所です。
なので、周辺の森の木々も溶岩の上にたくましく根を張っています。
〃 十和田神社境内地

参道脇は人の手があまり入っていない自然の杜そのものです。
〃 狛犬吽形

時代時代で建物が変遷していったのか、ここに来るまでに一対の狛犬が、
複数参道に残っています。この↑この狛犬は拝殿前におわす狛犬です。
季節はもう秋、赤とんぼが羽を休めていました。
〃 本殿

幾股にも分かれた大木が本殿を覆うように幹を伸ばしていました。
〃 境内地 花笠菊(ヤエザキオオハンゴンソウ)

奥入瀬渓流 銚子大滝上流

地面と川面の差がほとんど無いサラサラとした流れです。
夏は緑一色に染まっていますが、あと二月もすればこれが錦に変わります。
〃 銚子大滝

右手に伸びる断層線上に出来た滝ですので、
幅員を持った水量豊かな優雅な滝です。
渓流沿い散策道を歩いていて、
聞こえてきた歓声はここから上がっていたようです。
一戸 叔父宅、四十八燈篭

四十八燈篭は19時から。ここのところ、「はっと」が続いていますので、
集まるメンバーは顔なじみさんばかりです。
来年で、このはっとも終わりになります。
3年で新仏さんもベテランになって、
お盆の帰宅でも新米さんでは無くなるからです。
この次、四十八燈篭が当家で行われるとすれば、
親類縁者のどなたかが亡くなられた時となります。
〃

奥に入って宴に移行して、真夜中まで宴会となりました。
こうして、帰省初日は無事に過ぎて行きました・・・。
この後は予期せず、台風が来ててんやわんやで帰京となり、
今年の盆行はおわりとなりましたとさ。
お終い。。