久々に梅花見物に二階堂へと出かけてみました。
バスを降りてまずは瑞泉寺へ(この画像は追って掲載します・・)。
そしてまた鎌倉宮まで戻り、お社をお詣りさせていただきました。
鎌倉宮と言えば別名大塔宮といいまして、
鎌倉幕府を滅亡終焉に追い込んだ時代のヒーロー(日本史で建武の中興て習いましたよね)、
護良親王さま(後醍醐天皇の皇子)を、再度、武家の世から天皇親政を復活させた明治天皇さまが、
親王さまの功績を称え明治の御代に人々に知らしめるために、
親王さま終焉の地である鎌倉二階堂の地にお祭りになったお宮様です。
近年は、先述のとおり「鎌倉一=関東一遅い紅葉」の地として知られ、
せわしく色合いの乏しくなった師走の湘南の時期でも、
華やかな紅葉見物ができる名所として知られています。
この紅葉の時期に二階堂へ見物に行くとさすがに湘南鎌倉の地でも、
もう、凍える時期ですので歩き回っても体が冷え切ります。
そこで境内にある休憩所で「稲庭うどん」をいただきますと、
コシのある稲庭うどん独特の風味と絶妙なお出汁で体はほっかほかになります。
鎌倉宮の隠れた「名物」なのです、このうどん。夏場はつめたいうどんになりますよ!。
さて今日の景色はというと・・・。

ただ、本数が限られているのでピンポイントでの見物になります。
今はこの手水舎脇の白梅が満開に近い咲きでした。
境内にはまだ幾本も梅の木がありますが、他の木はまだ2分咲きくらい・・・。
バスは岐れ道の交差点から鎌倉宮さまへ一直線に細い道を突き進んで行き、
お宮さま脇のロータリーが終点で折り返していくのですが、
一の鳥居を入った境内はバスも入って駐車できるくらい広い敷地が有り、
一段上がったところに拝殿と本殿があります。

この獅子頭はミニサイズになってお守りとしてお授けいただいておりまして、
なかなか、愛らしい姿、小生も気に入っております。
拝殿脇に村上義光公の合掌なされた木像が安置された村上社が祭られています。

忠臣、村上義光公をお祭りしたお社で、身代わりとなる陶像に願いを書いて奉納すると、
村上公が身代わりになって願いを叶えていただけるという、有り難い御利益があるそうです。
小生は腰がらみの不具合が続いているので、お像の腰と脚をなでて快癒をお祈りしてきました。
鎌倉宮さまには他にも瓦割りという厄払いの舎もあり、知る人ぞ知る厄落としスポットとなっています。
お詣りを終えて、バス停へ戻る道すがら一の鳥居脇の大島桜がついに満開になっていまた。

彩りのうすい時期に華やかさを添えてくれる花木です。