2015/02/02 鎌倉、春一紅色、古梅と桜。荏柄天神社と鎌倉宮・・。 | 湘南陽光電しゃ館 神仏と自然館+精進落としと飯

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ヤフーブログから引っ越してきました!。
鉄道館とは別に、神さま仏さまの居られる景色、
花/木、そしてその場所の空気感をお伝えいたしたく、
撮影した写真を掲載しています。
そして、お詣りの後は精進落としを。
「気」がピュアのままだと、疲れちゃいますからね!。

節分前日の今日、鎌倉へ早梅見物へ行ってきました。
当地で早咲きの梅となると最も有名なのは、
八幡宮の北東、二階堂の地におわす荏柄天神社境内の紅梅です。
この時期、受験の神様として名高いこのお社ですが、
本殿前のこの古梅は実にほれぼれするような姿に紅色の可憐な花をいっぱい付けて、
神頼みに必死な受験生や親御さんのこわばった顔さえ、
ほころばせてしまう優しく素敵な梅なのです。

ではそのお姿を・・。
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どうです?梅にしては、なかなか姿の艶っぽい梅でしょ。
この梅、早いときは12月頃から咲き出すことも多く鎌倉一早咲きの梅としても知られています。

何枚か、気に入った構図で撮影してみましたのでご覧ください。
まずは冬晴れの空をバックに、お社の丹塗りの屋根と・・。
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お社脇には鈴なりとなった思いのこもったたくさんの絵馬が・・。
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この時期、管公様も大忙しと。
梅を愛でる暇も無い?

紅梅と言えば対となるのは白梅。なのでこちらも古梅の青軸と言われる白梅なのですが・・。
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こちらはまだほんの数厘が開いたばかり。

お日様が沖天に達するにつれて梅の花に光が回り始めます。
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背景とのコントラストは紅梅の紅をさらに鮮やかに引き立ててくれます。

さすがご祭神が天神様・・。
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丹塗りのお社はいつも鮮やかで明るく、扉から何から至る所に梅鉢の意匠が施されています。
当然、手水鉢の出水口も梅型。

絵柄天神様に詣でるともう一つ驚くのがこのビャクシン。
八幡様の大銀杏が倒れてしまった今、鎌倉一の大きさとなった境内の大銀杏も巨木ですが、
このビャクシンは巨木の上にご覧の通りクロスした夫婦木なのです。
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まるで自然の鳥居を形作るかのように参道に植わっています。

バスに乗るため、バス停のある鎌倉宮様へ歩いて行くと・・。
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なんと、もうすでに鳥居前の大島桜が濃いピンクの花を咲かせていました。
今年一番の初桜。真っ白な大鳥居と空のブルーと桜のピンク。
鎌倉の春色本番ももうすぐですね!

宮域に足を踏み入れたならまず、ご祭神様への日頃の感謝を申し上げてから、
撮影に及べば、きっと思いもよらない光景を見せていたただけるかもしれません!
神社といえどよそ様のお宅とわきまえて失礼の無いように振る舞うように心がけましょう。