1980年代撮影 北海道某所(たぶん、石北か函本) DD51牽引、普通列車

あえて、客車に乗っている雰囲気を思い出していただくために、垂直線を修正しませんです。
撮影地移動で撮影対象の列車に乗らなければならないと、こうして乗車した列車から良く、先頭を行く機関車と連なる客車を撮影していました。
静止画はもちろん、後年はムービーでも撮影してあります。
当時は窓から腕を出しているような輩がいると、うっとうしく思ったものですが、今こうして見てみると、いかにも列車に揺られている雰囲気が思い出されて、なかなか良い感じですよね。
今じゃこんな風情を味わえるのは上越/信越線の高崎~湯沢/横川間だけですね。
SL世代の先輩諸氏には誠に申し訳ないですが、小生はやはり客レと言うと牽引はDD51なので、先頭に立つ機関車からはドラフト音よりDMHの轟音の方がしっくりきます。
秋の紅葉に染まった林や森の中を、くねくねとカーブしながらエンジン音の派手さの割に、めっきりスピードダウンしつつ走っていく列車が刻むジョイント音。
賑やかさも派手さもありませんでしたが、癒やしのシチュエーションでしたね・・。