2012/08、岩手盆紀行、その5。三鉄北リアス線後編。 | 湘南陽光電しゃ館 鉄道館

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前回は、8月14日、田舎へたどりつくまでの道すがら、昨年の帰路を逆にたどって北三陸を北上して、
見聞きした北三陸のスポット風景をご紹介した。
だが、以後は時間の都合で結局、久慈までは行き着けず、宮古からは内陸にルートを変更し、一路一戸へ。
夕方の従姉妹の四十八灯には間に合った。
開けて15日。
昼間は時間があくので、前々から確認してみようと思っていた、一戸駅下り始発列車に乗車。
実はこの列車、民営化される前の遙か昔から設定されていた八戸線直通列車で、行き先は鮫。
小生がまだ学生の頃は客レだったはずで、50系列車の姿を撮影していると思った。
 
※発見し次第、追加UPします。
一応見つけたのですが・・。最後尾にマニが連結されているのが?
牽引機が単機(奥中山を越えてくる列車は基本重連)なので、たぶんそうだと思います。
列車番号は1627レ。一戸発車時間は今と変わらず。
始発は小鳥谷で無くて、一戸始発でした。
では・・。
イメージ 4
50系の横サボが確認できれば良いのですが、さすがに解像力が足りません。
 
で今は・・。
イメージ 1
一戸駅に到着する1429D。
JRから乗り入れてくる車なので、勿論八戸線所属の40系キハの3連。非冷房車!。
回送で上ってきて、始発はお隣の小鳥谷駅。
始発でも6時40分発。早いのか遅いのか・・。
 
鮫まで乗り通しても良いのだが、朝飯にありつけないとチト厳しいので、
八戸で下車しまずは久慈行きの列車を確認したら、なんとすでに40分前に出た425Dの後は、
10時16分発433Dまで直通の列車は無いことが判明。
なによ、この列車、土日は「リゾートうみねこ」になる列車じゃ無いの・・。
シャー無い、1時間半、駅で朝飯食って時間つぶすか、
というわけでまともな飯は駅直結のメッツ内のレストランしかないので、
宿泊客共通の朝食バイキング(これは使える!)を食べて、構内をぶらぶらして1時間。
 
ホームに入って待っていると433Dになる回送列車がお出まし。
イメージ 2
これも40系の3連。乗降口には震災以来定番となった避難経路の表示が・・。
一応、万が一に備えて熟読しておく。
 
結構な乗車率で10時16分、定刻に433Dは出発。
3月以来の震災後の雪の無い景色を見逃すまいと、蕪島を遠望し、種市海岸を眺め、洋野を過ぎたあたり、
ああ、このエンジンの振動とジョイント音と行き過ぎる景色の魔法で、ウトウトと・・。
気がつくと、大浜川や八木/有家駅のハイライトはとうに行き過ぎて、久慈駅に到着するところだった。
しまったー、やっちまったと後悔しても始まらない。
粛々と列車を降りて、26分で接続する三鉄の田野畑行き910Dを待つ間、これまた駅を徘徊する。
三鉄の!駅舎でおいなりさん(前日から仕込んだというとおり、非常に美味!!うに弁よりうまいかも・・)
をおばちゃんのすすめで仕入れ、早めにホームに行くとカラフルな36型が・・。
イメージ 3
ところが、これは910Dの車とは違うので入れ換えるとのこと。
お客さんが多いので2連を奮発するのかと思ったら、何のことは無いオリジナルの36型単行が入ってきた。
で、ちょうど着席満席の状態で田野畑駅に向け出発。
 
実は三鉄は小生、未乗路線。
陸中野田駅など沿線は車で良く立ち寄っているのだが、乗るのは初めてなので、
こういうときなのだがワクワクする・・。
で、ムービーの準備、といってもJ1のモードダイアルを一つずらすだけなのだが一応気構えと共に準備して、
陸中野田駅から野田玉川駅間の十府が浦を車窓から撮影してみた。
昨年は車で訪れたところ。レールも枕木もバラスも消滅してしまった路盤に今こうしてまた列車が走っている。
海側の景色は変わらないが、なんと36のエンジン音が心地よいことか・・。
 
今日はここまで・・。次回は田野畑までの風光明媚な車窓風景ムービーと田野畑駅の今をご紹介。