2012/03/25、梅の里!?鎌倉散策・・、その4、浄智寺。 | 湘南陽光電しゃ館 鉄道館

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東慶寺で思い通りのカットを撮影できた後、浄智寺へ足を伸ばす。
華やかさいっぱいの東慶寺に比べると、今の時期、お花の量では今ひとつ及ばない浄智寺だが、
鎌倉の昔ながらのお寺さんの落ち着いた雰囲気を味わうには、こちらの方が軍配が上がるかな。
それともう一つ、四季折々の陽の光の強弱はあるが、たたずまいは1年を通じて変わらないご門前の景色。
この景色は小生の鎌倉風景の中でベスト3に入る、何ともいえない景色である。

まずは、その光景を・・。
イメージ 1
段差の小さい角のすり減った石段の柔らかさと、行き着くところにある華奢な山門。
良い雰囲気でしょ。落ち着きますよー、ここは・・。

参道を登り切り、整美料を支払って境内に入るとこれまた好ましいお堂の脇にしだれ梅。
イメージ 2
華美な造作は無いが、枯れて落ち着いたお堂の居住まいは華やかなしだれ梅の背景には最高の取り合わせ。

方丈前のお庭はまだ彩りが少ないが、それでもお堂裏の古梅とここでもミツマタが華を添えている。
イメージ 3
蕾と花、ミツマタは最近の鎌倉の春の定番となりつつある。
だけど、どこにあっても実に華やか・・。この花が梅と絡むだけで、新鮮な風景が一つ増える・・。

お寺の敷地は谷戸の中にあるので、間近に山が迫っている。
民家との路地境に1本だけ早咲きの桜が咲いていた。
イメージ 4
常緑樹の林をバックにすると、桜の淡いピンクがとても印象的だ。

浄智寺には方丈前のご門脇にもう一株マンサクがある。
こちらのマンサクは株が大きく、梅の古木と絡むのでカメラマンにはこちらの花がメイン。
イメージ 5
梅の黒い幹に絡みついたミツマタの枝と花。黄色自体がこの季節に少ないだけに、実に目立つ。
単調になりがちな春の梅カットのお助け花だ。

撮影を終えての駅への道すがら、前出の鉄&桜撮影をして線路道を歩いて行くと・・。
イメージ 6
ハクモクレンの蕾がもうはち切れそうになっていた。今日あたりは、すでに咲いているんじゃ無いかと・・。

鎌倉はもう、さすがに今週末は梅の季節はおしまいだろうと思う。
遅咲きの花もあるかもしれないが、メインは終了と言うところだろう。
だけど、団葛の桜が咲き始めている。これからは桜の季節!
今年の鎌倉は桜が一斉に咲くのではと、密かに期待している。
ここまで待たされたんだもの、ドーンと咲いてもらわなきゃね!!
と言うことで明日は、八幡様へ大島桜を見に行ってこようと思う。
河津桜はお終いかもしれないけど、綺麗に咲いているとのウワサ。
また、報告いたしますね・・

おしまい。