当時、偉大なるローカル本線であった山陰本線や陰陽連絡線への撮影行は、
のっけから気合いの入る撮影行でした。
たとえば京都駅の山陰線ホームには、DD51に牽かれた古めかしい客車がいつも長大編成で停車しており、
その一両一両が個性あふれる客車達であり、今でも動態保存されているオハニ36011も、
現役ばりばりの時に乗る機会を得ることができましたし、播但線や福知山線にも大阪駅を発着する客車列車
が設定されていました。なにより、神戸では都心のど真ん中を走る和田岬線に通勤客レが走ってました。
そう言う意味で、手軽に撮影できなかった関西圏の客車列車には大いに興味があったのです。
ということで、関西撮影行シリーズの最初の一枚目は、関西撮影に良く用いた急行銀河と福知山線客レが
仲良く並んだ、大阪駅でのカットを掲載します。
※当初、このカットは京都駅としてあげましたが、大阪駅に訂正致します。ゴハチ信者さま、訂正指摘
ありがとうございます。
では・・。

大阪駅で並んだ、PF1129番が牽く明けの寝台急行銀河とDD5124の牽く、福知山線客レです。
ホーム先端には、荷客荷物台車転落防止用のストッパーが設置されています。
当時の電化区間を代表する機関車であるPFと非電化区間を代表する機関車であるDD51。
客レ運転の幹線が交錯する大阪駅ならではの光景です。
2枚目は、この列車達の最後部から撮影したカットです。
