前出のリールにもありますとおり、昨日大迫(はざま)の早池峰神社さまへ病気快癒と初参りにお伺いして参りました。

岩手医大の病室から雪に包まれて、毎日ちょこんと頂上だけ見えていました早池峰の峰は、雪も完全に溶け、初夏のお姿の岩峰の力強い山の神のお姿に変わっています。

祝詞の大祓詞にもその名が記されている「瀬織津姫」の神さまが、ご祭神の神社でして、古くは神仏混淆時代は南部藩のご祈祷所であり、一朝有事の際の中枢避難場所として城塞の役目も担っていた由緒ある神社です。

ご神紋には南部藩の常紋である「向かい鶴」が使用されていることから、南部氏累代から厚く信仰されていたことが分かります。

また昨今、桜井識子さんによって境内社の白龍さま(識子さんは大白蛇さまと書かれています)の御利益が紹介されて、以来参拝の方々が地元のみならず遠くから、引きも切らずにお詣りに来られるようになるほど有名になりました。

小生も白龍社さまの御利益に授かろうと、いつも下世話なお願いをいたして神さまを困らせる口でございます。

GW中は普段閉まっている山門の授与所も開かれていて、龍神さまのお守りと車のステッカーとお砂を頂戴して参りました。

代わりと言ってはなんですが、お酒とお塩をお供えしてはきましたが。

早池峰ダムの湖岸道にかかる橋の欄干には、綺麗に飾られた瀬織津姫さまのブロンズ像が置かれています。

瀬織津姫さまはそのご神名の通り、「瀬を織る=渓流の流れと澱を音から象徴として」河川を司る神様でもありますから、大迫の治水と田畑への給水を担うダムの安全を見守っていただけるよう置かれたのかと。

桜の季節も終わり、グリーンシーズへと突入している早池峰の里↓。

このあたりでピンクはこの木と八重桜が満開。

折壁峠を抜けた先の里山。

紫波から早池峰をへて遠野へ抜けるワインディング、県道25号折壁峠手前のりんご園。

以前は電気柵がなかったんですが。

紫波町内では山藤の淡いブルーが綺麗でした〜。