神棚最後の新お札交換で最後まで残っていた岩木山神社さまへ、初参りに詣でてきました。

明日三日はちょっと所要がありまして、三が日じゅうにお迎えするには本日しかありませんで。

さすが青森県下、みちのく各地の里人の方々から崇敬を集める東北有数の神様です。

三が日の二日ですから、絶えることなく参拝者の方々の波が境内に吸い込まれていきます。

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この写真は午前9時頃の撮影で、この時点で周辺各所ある無料駐車場はすでに満車状態。
運良く神社先の百沢駐車場の奥の奥が空いていまして、直ぐに駐めることは出来ました。
御門前で先に用足しをして、参道に足を踏み入れます。
参道はほぼ階段は無く、神社背後の岩木山へ向かうようになだらかに登っていきます。

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たまたま今日はまだ混雑で歩けないほどでは無かったにしろ、元朝参りと元旦だった昨日はかなり混雑したようで、授与所までの経路は事前に一方通行ルートで設定されていて、導線の敷方が的確なようで、祓い処の清水清めから摂社・末社を経て、拝殿内でのご祈祷受付と拝殿参拝。

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更に大絵馬の記念写真ポイントと願木祈祷記入までが、順番にルートに組み込まれていて、最後の授与品購入時には、授与所前が行列しても参道が混乱しないように、あらかじ別ルートが設定されていて、そのルート入口では授与所で欲しい授与品の写真付き番号カタログを手渡されて、列で待つ間に授与品の検討と番号確認が出来るという徹底ぶり。

単純ながら実に良く、効率的に参拝を素早く回れるように設定されていて、ちょっと感心してしまいました。

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順路に従い、禊所で豊富な清水を龍口から受けて手口をすすぎ、プチ禊ぎをしてから稲荷神社さまを参拝。

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次に白龍大明神さま※たまごをお供えするようになっておられるので、白蛇神様かと。奉納旗の数が半端なく、県外からの奉納も凄いので、早池峰さまの白蛇神さまに匹敵する御利益を得られそうです、、に参拝してご挨拶申し上げました。

この後、ご祈祷をと思いましたが、正座限定だけのようで※小生、腰の手術のため足を組んでの正座が出来ません、腰椎が一本骨なのでひっくり返ってしまいます、、あえなくパス。祈祷せずとも良い、と言うお声も感じましてね。

白龍さま脇から本殿のお写真を撮影させていただいて、拝殿前で参拝終了。

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拝殿神域の楼門を出ると参道階段を見張るように、両脇に躍動的!な狛犬さん達が居られます。

この地方のしきたりなのか、この狛犬さんの頭とお尻の至る所に小銭を乗せてあるのですが、どうもこれがいつも見ると不憫で・・・。

お賽銭泥棒と間違われないように、素早く降ろして近くの賽銭箱※今日はいつもの賽銭箱がないので、仕方なく足下へ、、に入れて差し上げます。

敷子さん曰く、この行為は中に眷属様が入っている場合、ものすごく重く不自由になるのでやらない方が良い、とのこと。お賽銭は近くの賽銭箱へ入れても、当人の気持ちは通じるので、おまじないの御利益は同じ、だそうです。

吽形さんの方は逆立ちしてまして、お尻に小銭が乗っていますので、こちらは申し訳ないですが黙認と言うことで。ゴメンナサイ。。

この後、ルート通りに授与所で御札と金幣と大朱矢※一昨年までは鎌倉の八幡さまの破魔矢(大)、、を頂戴して境内を辞してきました。

岩木山神社さまで始めて目にしたことがあります。

すでに三が日から古札を自ら浄塩で清めて、参道でお焚き上げ出来ること。

普通は小正月の行事「どんと焼き・左義長」で使命を終わった注連縄などと共に、お焚き上げされるのが常なので。

岩木山神社さまのやり方だと、自らお焚き上げ出来ますから、古札に対する感謝の念が強くなりそうです。

お社を辞した後は、下道を帰戸するだけですから、何か美味しいものでも食べて帰ろう、と思いまして青森市内へ出ました。

ただ、どこの飲食店さんも駐車場は満車でして。ならこのまま走っちゃおうと。

市内・岩木山周辺ともここの所の高温で、路面には圧雪もほとんどありません。

なので、田代平経由※八甲田山行軍遭難が発生した場所、、で直接十和田市へ抜けてみることにしました。

冬期閉鎖で十和田湖への最短ルートは通れませんので迂回路になりますが、浅虫・野辺地回りよりかなり時短が可能です。

幸い、十和田湖至近の高所部分でも路面はほとんど、ノン圧雪ウェット状態でしたので、走行は注意しつつ青森市街地から2時間ほどで十和田市内へ到達。

地元のスーパーで、この地方の目に付いたお正月料理とお寿司を神仏さま方の二日賄いで購入し、一時間半弱で一戸へ帰ってくることが出来ました。

で、このブログの写真をレタッチしようとPCを開けて、昨日の地震の状況確認をしようとテレビをつけましたら、また羽田の航空機事故映像を目撃することに。

二日も続けて、大きな災難を目にしてしまうと、今年はちょっと大丈夫だろうかと、考えてしまいまして。

少しでもタイミングがもっと悪い方へズレていたら、昔小牧で発生したような大惨事となっていたであろう事は明白で、それでも犠牲になられた方が出てしまわれたことは、二日続けて悄然としてしまいます。

地震で犠牲になられた方とともに、事故で亡くなられた保安庁職員の方々に、重ねてご冥福をお祈りいたしたいと思います、合掌。