昨日はA社の代理店会議。AS会議ともいいます。
ASというのは、この会社では「仲間」とか「パートナー」みたいな意味合いで使っているということを以前聞きました。
大手生保とゆうちょと提携をはじめている動きをみると、
今も、そう思っているか疑問ですが。笑
今年の指針やら支社の方針などを説明があり、懇親会。
JRに隣接するところだったので、よかったです。
よくこのネットでも載せているようですが、がん保険も医療保険の契約件数が1番ということでCM展開しているようです。
今年は叩き上げの経歴の社長が誕生しました。ほぼ創業時からの社長。
これまでとどんな違いをみせるのか、楽しみです。
役員もそうだけど、他社からの中途入社組は大変だろうと思います。やり方、考え方を身に着けるまで。
でも外資系で実力さえあれば、どんどん仕事を任せてもらえる。給料は高い。
と、いうのがイメージでしょうか。
しかし、もともとA社は、アメリカに本社をおきながら、日本で展開したいというときに、一人の優秀な代理店が、橋渡しとなり、広め、起業した会社。
いわば、その代理店から、一つの日本での生命保険会社としての地位を確立した起業家精神あふれる会社でした。
社員も失敗を恐れず、代理店も増え続けてきた会社。
これからも、その精神を維持してもらいたいものです。
中途で入ってきた社員も、ただ安定とか、給料とかでなく、仕事をしてもらいたい。
代理店営業は、代理店の直接販売で得た契約の手数料で給与は支払われているはず。
その仕事は、代理店に収益をなんとかあげて頂くこと。
その企画、教育、支援を行うのが仕事だろうと思います。数字をまとめるだけの仕事だったら、不要。
あと、代理店開発も。
支社長は、地域を任せられた経営者と同じでしょうか、マネジメントをしっかりとするのが仕事かもしれません。
仕事しなければ、保険会社と代理店の中に支社や間接営業はいらないことになる。
間接営業は「外注化」したほうが、安上がりになるかもしれません
代理店もしかり、低迷を続けていれば、生命保険会社にとっては合併や廃業してくれたほうが、事業費も安くなる場合もあります。
もし間接営業が存在しなければ、もっと保険料に反映されるし、効率的になる部分もあるでしょう。
自主自立でできる代理店もそうは多くないし、やはり、内情をしる社員を頼りたくなるのも事実。
相利共生でしていくしかないんでしょうね。
支社機能を最小化し、代理店と保険会社のつながりでもできるんじゃないかな。
最近はITが進歩してきているし、情報も早い。
本社と代理店との一元管理、広域での代理店管理とか。
そのかわり、代理店も淘汰されるかもしれませんが。
日本も以前、自治体の合併が相次いで、平成の大合併という時期もありました。
広域で自治体を管理していくほうが、財政的にも有利だからとか。
今の業界も同じ。
競争を勝ち抜くにはどうしていくか、生命保険業界がどう動くか、何を考えているのか、代理店経営者もがんがえていく時代でしょう。
代理店の中には、毎月お客様を巡回している人もいます。
それで優秀な成績を上げておられます。
密接なコミュニケーションが結果をだすのであれば、もっと代理店と間接営業との関係や仕組みを検討しなければなりません。
低迷する現状を打破するには、今を振り返り、修正していくことが急がれます。
この会社に関して、事業経営者として思うことは、
今のままの制度を保持していくのであれば、代理店営業と 代理店とのすべての関係見直し、システム、考え方、経営相談などまで、見直しすべき。
あと「生命保険」に対するあり方、考え方、基本を生保社員、代理店の教育を徹底すべきと考えます。
代理店も保険販売だけでなく、時代を読み、これからの事業展開を検討すべき時代になったと思います。
それでは。