「マーシークエスト」として活動して１年半がすぎました。
節目とでもいえる時期だったと思います。
環境に変化して生き延びるために。
学生時代、損保の代理店研修制度があることを知り、大手損害保険会社に入社しました。独立志向が学生時代よりあったことはすでに記載しましたが、さあこれから自分の夢に向かって頑張ろうとしていた矢先、あの大地震のニュースを目の当たりにします。
ちょうど研修中でテレビをみているときでした。
１月１７日テレビには見慣れた神戸の街並みが倒壊し火災がいたるところで起きている場面でした。
損害保険を扱う立場になって、そのような被害を見ることはかなりのショックでした。
あり得るんだと。
どこにいても、いついかなるときもどうなるかわからない。
だからこそ、この保険を案内しつづけなればならないんだと。
バブル崩壊して数年後の大きな地震。
経済的にも、精神的にも日本中がこれから厳しい時代の幕開けを感じたと思います。
保険を提案するときも、将来のリスク、不安を軽減する手段として案内をだれよりもしました。そして結果的に同期組でも全国上位になることができました。
今は生命保険だけではありますが、日本人に多い「がん」のリスクは「地震」がおきる確率どころではありません。
そして、家族のだれか１人でも大病したら、家族の生活は激変するのです。
あの凄まじい被害を教訓として、また自分に与えられている使命や役目を自覚して明日の日を迎えたいものです。
いまだ「保険は必要ない、必要ない」というブラックスワンみたいなことを言っている方々にすでにリスクの中にいることを気が付いてほしいものです。
いつまでもその生活が続くとはかぎらないということを。
明日は我が身。
それでは。