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いつかは、会社に雇われず、自分の会社を持ちたいと考えたことがあるサラリーマンも多いのではないでしょうか。

私の場合、大学時代から独立したいなあと漠然と思っていたことでありますが、何をするのか在学中は皆目見当も尽きませんでした。

リスクを負いたくないというわがままな欲求があり、ある程度システムになっているような制度がないかなあと思っていたくらいです。




就職活動の時期になっても、独立志向は変わりませんでした。昔からある安定したイメージのある保険業界について調べることがあり、生命保険、損害保険とその特徴を調べることができました。




生命保険も社員として一生身分は保証されていた時代。悪くないかなと思って応募したことがあります。面接を何度か繰り返しますが、その際、面接官より「将来どんなことをしてみたいですか。」と問われ、今までにない、「この組織を、顧客志向で機能するように変える。将来組織の経営の根幹としてそのような立場になりたい。」独立志向的な答えを返しました。





面接官は鼻で笑った感じがありつつ、「社員として働く以上、制約があるのは当然のことで、そんなことはできるはずがない。」という返答だったことを思い出します。





若気の至りといってしまえばそれまでですが、社員となる以上は制約や限界があるのは仕方ないと割り切っていくことができました。



各損害保険会社には、代理店研修制度というものがあり、4年間の研修を経た後独立できるという制度だったのです。



代理店を目指すという目的がありながら、社員という立場を確保でき、しかも給料までいただける制度を活用しました。



これならリスクも少なく、しかも、損害保険は満期があります。ほとんどが自動車保険、火災保険などには加入し、顧客開拓には事欠かかない、まさに当初の思いが願ったり叶ったりの制度でした。

白地開拓、知人、友人、親戚、紹介等、満期情報を集め、アプローチしとにかく顧客を増やす努力をしました。顧客が増えれば、将来の独立後も引き継げる顧客だったからです。



さらに、関係の度合いを深めておくことで、例え、どんな職業で独立起業したとしても、アプローチできる顧客に困ることはありません。市場開拓の苦労を軽減できるメリットがあります。




アプローチする顧客のセグメントも、パソコンで管理しておけばアプローチもしやすいのです。男性か女性か、世代は何歳までか、家族有りか、無しか、職業はなにか、ほかに契約している保険はないか、趣味は何かなどなどパソコンで管理しておけば、すぐ、アプローチできる顧客層が検出できます。





事故処理の際には、こまめに連絡を取り、顧客との信頼関係の構築と紹介へつなげることに集中しました。




さらに銀行との提携関係でもある損害保険会社なので、住宅購入の際に同時加入する火災保険の取り扱いまで任されることとなりました。




毎日の成果をこつこつと積み重ね、同期代理店研修生で全国トップという成績を上げることができたのも、リスクが低く、しかも安定したシステムが損害保険会社で用意されていたからでありましょう。




この営業経験が、後の代理店起業という礎になったことは間違いありません。