ここ数年の健康ブームによって、多くの人が自分の健康ということに関心を寄せるようになりました。
しかし、多くの情報を選択するのは私たちです。
しっかりとした認識をもって自分の体を守るように心がけたいものです。
その中でも「ダイエット」に関する情報は、大変人気で、いろんなダイエット法があらゆるメディアで取り上げられていますね。
中には「炭水化物ダイエット」というものがあります。
ご飯、パン、めん類など食べず、他のものは食べていいとするような。
炭水化物を摂取すると
まず、唾液のアミラーゼという消化酵素によって分解され、ブドウ糖がつくられます。
そして、このブドウ糖が消化、吸収されるわけですが、この糖分が蓄積されやすい、
だから炭水化物をとらないようにしようという、理屈です。
これだけの情報だと、まるで、炭水化物、ブドウ糖が悪者みたいに捉えてしまいます。
ブドウ糖は、脳を動かす唯一のエネルギー源です。
いくらダイエットのためといえ、過度な摂取制限は、脳の働きを鈍くさせてしまいます。
また、ブドウ糖には記憶力を向上させる働きがあるといわれています。
ご飯、を何杯も食べるということは問題ですが、この働きがあることを認識しておくだけでもダイエットの取り組み方が変わってきますよね。