①アテローム血栓性脳梗塞～動脈硬化により、頸部や脳の太い血管が詰まるタイプです。コレステロールなどの脂肪が沈着する「アテローム硬化」（粥状動脈硬化）と呼ばれる状態となりそこに血栓がつまるとさらに硬く狭くなっていき、最後には閉塞します。
半身麻痺、半身感覚障害、めまい、言葉がでない、などの症状がおきる。比較的ゆっくり進行することが多い。
多くは、高血圧、糖尿病、高脂血漿などの生活習慣病が原因となります。
②脳塞栓～心臓から流れてきた血栓が脳の血管に詰まるためにおこります。
心臓弁膜症や心筋梗塞の急性期など心臓に病気があると心臓内に血栓ができやすくそれが血流にのって
脳にながれてきまます。血管が突然つまるためすぐに症状が現われるのが特徴です。
③ラクナ梗塞～脳の深部ｎいある細い血管の動脈硬化によって小さな梗塞がおこってものをいいます
障害をうけている所が少ないので、片麻痺の症状が出る場合と症状がはっきりしない場合があります。
なんとなく歩き方がぎこちない、うまくはなせない、といった症状がでたため病院にいいてみると小さな梗塞があったという事例もあります。
自覚症状がなく、そのまま気がつかず、すごしていくこともしばしばのようです。
砂金ではMRIなど検査技術の進歩によって発見されることが多くなりました。一見健康に見える人でも
かなりの頻度でおきています。自覚症状がない小さな梗塞でも度重なると様々な症状がでたり、認知症の原因になったりするのです。
検査技術は最先端な日本、やはり早期発見が大切なポイントといえます。
TBSテレビ「はなまるマーケット」で紹介された、
最新64列マルチスライスＣＴによる脳ドック。
