11月の記念碑台 | カメポンニュの足跡

カメポンニュの足跡

関西がホームグランドです。自転車や徒歩、自家用車であちらこちらを本能のままうろついています。

 17日は記念碑台のガイドハウスの当番。前日は自然観察会の役員会で7時過ぎまで神戸に縛られる。皆さんはその後、アルコールコースへと進まれるが私は早起きしなくてはならないので一人帰宅する。

 朝起きてみると午後の降水確率か40%。中途半端である。15時過ぎに雨が予想されている。これも中途半端だ。歩くかどうかを考えるが14日に献血に行って血を抜いているので無理はやめようという弱気になり車で向かう。六甲道当たりで雨が降り出した。「車でよかった。」としみじみ思った。と同時に「軟弱になったなあ。」とも感じた。まあ、これが老化という物なんだろう。ちゃんと正面から受け止めよう。

 途中の鉢巻展望帯からの眺めだ。

 紅葉がぽつぽつとちりばめられている。雨は治まって天気も良くなりそうだ。

 ガイドハウスに行くと今日はSさんとKさんがいた。案内はKさんに任せてSさんとぐだぐたとして過ごす。ガイドハウスの前に飛び回っている虫を一匹捕まえる。前日の当番の方はハエの仲間だと同定していた。

 グーグルで検索するとユスリカの仲間らしい。前日の大先輩方に一矢報いた気がしたが、グーグルが働いただけだ。私の能力は何も関係していない。

 昼頃にKさんが帰ってきてトイレの横でハコネウツギが咲いていると教えてくれた。

 確かに咲いている。この変な気候でおかしくなるのも仕方ないかも。

 天気は時々ガスがかかるものの雨は降らない。

 午後からはミーツアート見学の人が多く来場する。信号の向こうには何か機械が設置されている。

頭の部分。

何やら文字が書いてある。

 家に帰って調べるとこの部分はすごい働き者である。

 上の屋根部分では日射と感雨、、「POTEKA」と書いてある塊で風向風速、気圧、気温・相対湿度を図っているという。

 横のバケツは予想通り雨量計だ。

 まあ、こんな小さなもので測定できるようになるとは科学の進歩はすごいと感じた。それなのに、血液は献血に頼らざるを得ないし、光合成も植物に頼るのみ。科学の方向性を変える努力をしている人がいるとは思うが早く成果を出してほしいものである。

 こんなことをいろいろと考えて居て帰る時間になった。Sさんは油こぶしを歩くという。元気でうらやましい。私は楽々と車で家に向かった。今日はガイドハウスが見える範囲でしか動かなかった。だらだらとして一日であった。