岩倉山から行者山へ | カメポンニュの足跡

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関西がホームグランドです。自転車や徒歩、自家用車であちらこちらを本能のままうろついています。

 26日は家を出るのが少し遅くなってしまった。「どこへいこうか」と駅に向かって歩きながら考える。今回も東六甲数縦走路を行けるところまで行こうかと思い改札口へ。ポケットに入れたはずのイコカがない。落としたのかと思うが心当たりもない。もしかしたら別のズボンかもしれないと家に戻る。ズボンを見るとしっかりと入っていた。これでまたまた遅くなる。縦走路に行っても途中でどうしようもなくなる。とりあえず岩倉山を目標にする。

 まずは塩尾寺へと向かう。途中の街路樹のモミジが種をつけだしている。

 川の対岸に宝塚温泉の源泉がある。貯湯槽と鉄濾過槽がある。

 こんな小さいもので温泉全体を賄っているのだろうか。

 コバノガマズミが花を咲かしだしている。

 途中の駐車場を過ぎてすぐに下りてくる人がいた。自然観察グループのMさんだ。6日の観察会で案内をしていただいた。私が岩倉山へ行くというと途中まで行くと言ってついてきてくれた。お寺へ行かずとも、途中から登る道があるという。ここが分岐点だ。

 しっかりとした踏み跡がついている。ちょっと急だがぐんぐんと登られるのがいい。送電線と交わるところで伐採してあるので眺めがいい。ここでMさんは引き返した。ありがたいものだ。

 ここからひと登りで縦走路と合流する。ちょっと行くと岩倉山だ。

 ここで12時前。休憩がてら地図を眺める。ここから行者山へ下れる。この山はうちの班の班長さんのTさんが来年の観察会コースに紹介してくれた山だ。でも、「コースが長い」、「急だ」などと問題点が出て麓が観察点となった。Tさんは山上からの眺めも楽しんでもらいたがっていたのでさぞや無念であろう。せめてもの罪滅ぼしに今回も眺めを楽しみに行こう。

 出発して反射板にはすぐ着く。

 眺めはいい。下る道もしっかりとついてる。どんどんと下り峠に出る。少し登り返すと行者山に着く。2人の登山者が休んでいた。

 ここから東観峰へ行く。そんなにかからずに到着する。反射板が遠くに見える。あんなに遠いのに早く到着できるのがいい。

 ここで昼食。いつものカレーだ。ここは小さな虫がぶんぶんとまとわりつくのがちょっとうっとおしい。目に飛び込んできたり、鼻に入り込んだりするのがかなわない。Tさんのおすすめの景色をさっと眺めてゆずり葉園地へと降りる。

 急な下りなので慎重に下りる。思ったよりもはるかに早く下りられるのが気持ちいい。バス停に出たがこのまま歩いて下りる。30分ほどで逆瀬川駅に着く。今日はなかなかいい景色を楽しめた。