城山から市章山へ | カメポンニュの足跡

カメポンニュの足跡

関西がホームグランドです。自転車や徒歩、自家用車であちらこちらを本能のままうろついています。

 15日は自然観察グループのボランティア保険の申し込みへ行ってきた。今年から役員なるものになってしまってこういう仕事が回ってくる。まあ、今までお世話になっていたのだから1年間は頑張ってみようかと思う。申込場所は三宮の神戸市中央区区役所の5階にある社会福祉協議会である。100名余りの名簿を作って持参し保険代を収める。ネットで申し込んで振り込みで完了するという手続きができたらいいのだがお役所仕事はアナログである。

 10時過ぎに手続きが完了した。このまま帰るのもつまらないので新神戸駅へ歩いていく。ここから城山に登ることにする。

 布引へ行くときに何回も通っているのだが行く機会がなかった。とりあえず登る。よく手入れされた道ではあるがなかなか急で楽しい。

 ゴンドラの下をくぐって登る。頂上の手前には山城の遺構の案内図がある。何となく理解できる。そして東屋のあるところに出る。ここが「城山」とある。

 まだピークが後ろに見えるのだがまあいいかと東屋で一休みする。ピークへ登るとちゃんと石碑が立っていた。「やはりなあ」という感じだ。下の看板を引っこ抜きたくもなるがまああちらは東屋があるから良しとしておこう。

 この碑の横にはこんな看板がある。

 このQRコード。スマホをみんな持っているという前提なのだろうな。肩身が狭い…。

 しばらく歩くとこんな碑が出てきた。

 何か謂れがありそうだが、家に帰ってネットで見てもよくわからない。「民福社の杜」と書いてあるらしい。裏には「昭和30年建立」と刻まれている。

 ここから下ってすぐにドライブウェイに出る。猩々池に行くか市章山へ行くかの分かれ道であるが市章山へと進むことにする。まっすぐは「行き止まり」とあるがしっかりとした踏み跡がついてある。地図を見ると直進すると堂徳山になる。三角点があるのでそこへ行く踏み跡であろう。この道標では「うそつき」と言いたくなる。

 直進し、ピークに出る。堂徳山に出る。やっぱりな。

 三等三角点がある。三角点の上にはなぜか20円置いてある。

 「三角点にお賽銭?」と思うが、まあ、個人の自由である。人迷惑にならなかったら良しとしよう。

 道はまだ先に続いていたが元に戻り市章山へと向かう。市章山の上のベンチで昼食。いつものカレーである。まずは少量のお湯でカレーを温める。

 次にこのお湯にご飯を入れ蒸す。

 最後に合体させて完成。

 景色を楽しみながら食べる。

 少し霞んでいるが気持ちがいい。港を見ると大きな客船がある。クルーズ船らしい。ここから見ても大きいと感じる。

 1時間ほどのんびりとしてから下る。錨山の東屋は工事中であった。

 ここから下り、諏訪山公園への下りではなく、記念碑と書いてある方へ進む。何の記念碑かよくわからないがまあとにかく行ってみる。途中では道標がお昼寝をしている。

 かなり下って到着。

 この石碑がぽつんと立っていた。何なのだろうかな。

 ここから町へ出て南京町へ行く。平日で午後なので豚まん屋の行列もましであろう。久しぶりにお土産に買って帰ろうという算段である。元町の商店街は結構人が歩いている。外人さんが多い。南京町の店に行くと、長蛇の列ができている。

 どこが最後尾で何人待ちかもよくわからない。即断念。左の息子の店は行列がない。当然そちらへ行く。6個包んでもらい2個は店で食べる。

 シイタケの風味がありおいしい。なぜこちらに行列ができないのか不思議ではあるがこのほうがありがたい。

 家に帰り晩御飯の時に食べる。木の皮に包まれているのがうれしい。

 老妻と3個ずつおいしく食べた。これだけで幸せな気分になれるのだから安上がりな夫婦である。