2023年度セミの抜け殻調査・・その6 | カメポンニュの足跡

カメポンニュの足跡

関西がホームグランドです。自転車や徒歩、自家用車であちらこちらを本能のままうろついています。

 18日は最後の抜け殻調査の日だ。未明から雨が降っている。7時前の天気予報では兵庫県南部の降水確率は50%となっている。仕方ないので中止するというメールを会の皆様に送る。私はとりあえず現地に行くことにする。

 調査地までは徒歩の場合バス道ではなく近道があると前回教えてもらった。その道を行く。JR住吉駅から40分ほどで到着する。

東屋にはバスを待っている方がいた。バスの発車時刻前に出て行った。

 調査開始。台風の風で飛ばされているだろうと思い地面をよく探す。全く見つからない。40分ほど探したが駄目。タカサゴユリの花が憎らしい。

 10時を回った。誰も来そうにないので次の地点へと移動する。台風で木の枝が散乱している。

 蚊がお腹をすかしていたのだろう。どんどん飛びついてくる。抜け殻は全く見つからない。カタツムリがのんびりとしている。イライラしたらダメだよと言っている。

 突き当りの木にはオオムラサキが樹液を吸いに来ている。今年はここでよく合う。

 最後の登り道では倒木が目立つ。風が強かったのだろう。

 ここまで抜け殻は全く見つからない。最後の公園に行く。ここはもともと少ないので期待はできない。でも、公園に行きすぐにかけらを発見する。今日唯一の収穫だ。

 アブラゼミのようだが触角がない。確定はできない。胸しか残っていないので性別不明。結局役に立たない。

 この天気なので仕方ない。あきらめて帰ることにする。まっすぐ帰るのがもったいないので以前野の花さんのブログで見た白鶴美術館対岸の役小角像を探しに行くことにする。大体検討をつけていた場所に行くとすぐわかった。

 裏に階段が有り石像にたどり着ける。

 花こう岩を彫って作ってある。なかなかの石像だ。ここから町がよく見える。

 小角さんとしばらく一緒に景色を眺めてから摂津本山駅へと下った。今年は抜け殻が少なかったなあと思う。でも、山上はたくさん出ている。何が原因なのだろうか。家でゆっくりと考えよう。