今年も抜け殻調査が始まった。1回目は19日。前日までは天気が持ちそうであったが朝起きて天気予報を見ると午前の降水確率が50%となっている。時間ごとの降水予想を見るとパラパラと降る感じである。会の皆様に事前に「50%で中止」とお知らせしていたのでメールで中止の案内をする。
外を見ていると降りそうな感じではない。調査ができそうである。雨が降ったらその時に考えようと電車で出かける。もしかしたらメールを見ずに来る人がいるかもしれないという期待も少しある。JR住吉駅からぽたぽたと50分間歩いて集合地の公園に到着。
去年と違ってぼうぼうのアベリア。
ちょっと汗が引くのを待ってから調査開始。手前のアベリアから探す。例年は何個か引っ付いているが今年は全くいない。やばい。奥に行きキョウチクトウのまわりを探す。
何とか見つかった。この後もパラパラと見つかる。一安心。10時少し前にバスが到着する音がする。しばらくするとY師匠が登場した。家でセミが「絶対に降らない。」と鳴き声で知らせてくれたらしい。私のメールは住吉駅で見たそうだ。一人でも調査をするつもりで来られた。私としては大安心だ。
結局、クマゼミだけ見つかった。左が雄だ。最初は雄が多いのはいつものパターンである。
次の調査地点へ移動する。
Y師匠がすごいのはここでの観察眼である。私が取った後をついてきて同じぐらいの量を採集する。今日はバランスを崩して手をついた横に落ちたいる抜け殻を見つけた。抜け殻に愛されているのだろう。
ここは、ヒグラシが中心で雌が多い。アブラゼミとニイニイゼミが一個ずつ。まあまあの収穫だ。最後の場所へ移動する。ここは年々減少しているところだ。
ここで探すがなかなか見つからない。Y師匠も見つからない。ここで例年と違い私が頑張る。
結局私の取ったこれだけになった。アブラゼミ3匹。
次回は何人か参加を連絡してもらっている。たくさん出ることを期待しておこう。