自然史博物館へ行く。 | カメポンニュの足跡

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関西がホームグランドです。自転車や徒歩、自家用車であちらこちらを本能のままうろついています。

 5日。今日は大阪市立自然史博物館へ行く。自転車に乗り、まず向かったのは地下鉄谷町線の田辺駅だ。ここに須田画廊という小さな画廊がある。元時計屋さんだという。ここでこんな展示をしている。

 

『Lucky Suplex'22 ラッキー植松闘魂作品展』

2022年11月4日(金)~8日(火)

 

11時過ぎについて中をのぞくとお客さんが一人。ラッキーさんに似顔絵を描いてもらっている。私は展示を眺める。

 

アントニオ猪木さんを中心とした作品が展示されている。数は少ないがなかなか面白い。ここでお土産にポストカードを購入する。

 元気が出そうなデザインだ。

 ここからすぐに長居公園に着く。昼食を済ませて中に入る。今日は13時30分から「生物がすむ果てはどこだ? -海底よりさらに下の地底世界を探る-」というテーマで講演がある。申込制なので私としてはネット配信のほうを見るつもりであった。ところが、先週の日曜日にいけず石の講座を受けたときに参加者が少ないから来てくれという話があった。講師の先生は高知からわざわざ来てくれるらしい。会場で閑古鳥が泣きわめいたら主催者としてはつらいものがある。それで参加することにした。

 開始まで時間があるので植物園を散歩する。モミジバフウかな? ネームプレートがここはついていない。紅葉が美しい。

 森の中はわけのわからないものが転がっている。こんなものはいらないのだが、作った人はそれなりの思い入れがあるのだろう。

 ダリアが満開だ。

 バラやコスモスも咲いている。バラの香りは農業公園のほうが強いと思う。環境が違うのだろう。

 何やらもやもやとした草が集まっている。

 ニューレンベルギア カピラリスというらしい。長すぎて覚えられない。

 この黄色の花も面白い。

 カンレンボクという物らしい。中国では子孫繁栄の縁起木としてもてはやされているという。

 

 こうしている内に時間が迫ってきた。会場に入る。確かに人が少ない。先生は朝からレンタカーで高知から来られたらしい。講演が始まる。この講演は博物館のHPからユーチューブに入るとしばらくは公開されている。内容は一般向けで優しく楽しく終了した。その後、先生の持ってきていただいた資料などが前に並んでいるので見せてもらう。ちょっとぶれているがこれは深海掘削船のドリルビットだ。これで海底の堆積物をゴリゴリと削っていく。

 なかなか風格がある。そのほか、1億年前から生きているという微生物の資料も顕微鏡で見させていただいた。どうして1億年も1個体が生き続けられるのか、土の中で何をして楽しんでいるのか不思議な気がした。こうして、予定の14時30分をはるかに過ぎ、15時20分に部屋を出た。なかなか有意義に時間を過ごせた。