猪名川河川敷で見かけた花 | カメポンニュの足跡

カメポンニュの足跡

関西がホームグランドです。自転車や徒歩、自家用車であちらこちらを本能のままうろついています。

 もう10月18日だ。昨日は朝から雨。畳の交換を予定していたが19日に延期になった。今日も雨の予定であったが天気は大丈夫みたいだ。とりあえず自転車に乗る。何となく猪名川へと進む。向かい風が半端なく強い。昨日は家でゴロゴロ。午後はサウナでのんびり。だらけた体に活を入れるが、体は拒否をする。何とかなだめすかしながら上流を目指す。

 

1.ハンドルの下を持つので視線が下がる。

2.スピードは遅い。

3.何とか休みたいと体が要求する。

 

 この3つの理由で道端の植物に目が行く。下のほうに白い花が咲いている。

 手前の黄色いのはセイタカアワダチソウだろう。新鮮な黄色を輝かせている。奥の白い奴は何かわからない。自転車を降りるのが面倒なのでスルーする。しばらく行くと道端に咲いているのが見つかった。

 自転車から降りて手に取って花を眺める。

 小さな花がたくさんついている。花の中央が黄色で雄しべの先がピンク色をしている。なかなかの美形だ。この場では何か全くわからない。見ているのが私一人なのでいつものことだ。いつもと違うのは、家に帰ってこの花を調べてみた。たぶん、「シャクチリソバ」という奴らしいということが分かった。「ソバ」のような実が付くがおいしくはないという。若葉は生食すると血圧や薬疹にいいらしい。また、根茎は解熱剤になるという。

 さらに行くとキクイモが咲いていた跡地に出た。キクイモは跡形もなくなっていた。その跡地につる植物が花のようなものをつけている。クズのような葉だがクズとは異なる。花はクズと全く違う。いくら私でもこの違いは見分けられる。

 花をアップで見る。

 なかなか地味な花だ。中を覗き込むと雄しべしか見えない。他の花も同様だ。雌花はないかと探したが私の目には入っこなかった。ちょっと残念だ。これも家で調べたら「アレチウリ」と出た。雌雄同株とあるのでもっとまじめに見たら雌花が発見できたかもしれない。次の時の宿題にしておく(覚えていたら・・)。

 帰りは追い風に押されてぐんぐん走る。花を見る気はない。ひたすら走ることを楽しんだ。