北山貯水池へ | カメポンニュの足跡

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関西がホームグランドです。自転車や徒歩、自家用車であちらこちらを本能のままうろついています。

 29日。先週の月曜日は2か月ぶりに北山貯水池へ行った。1週間空けて今日も同じコースを取る。先週と違って今日は涼しい。タイヤとチェーンがぼちぼち交換時期になっているので新品を買っている。今週は水曜日あたりからしばらく雨模様なのでこの時に交換をしてみようと思う。

 武庫川のサイクリングロードはあいにくの向かい風。涼しい風が心地よい。月曜日なのであまり人がいない。というよりいつもよりはるかに人がいない。気にせず進む。逆瀬川の駅でちょっと小休止。先週は快調に登ったはずだったがタイムはそれほど良くなかった。今日はタイムを意識して登る。ギアがうまく選べたらすいすいと登ることができる。そのギアを意識して登る。時々気持ちよいギアに入るのがうれしい。ゴールの自然観察池に到着。タイムを見る。23分。一応今のところ新記録だ。前回の25分から2分しか縮まっていないと思うが1割弱の短縮ということになる。素直にうれしい。

 水をかぶって頭を冷やす。ちょっと中を散歩する。人気がなくツクツクボーシの鳴き声が体にしみこんでくる。

 一周回ってから貯水池の奥まで行く。ここから見る甲山はいい形をしている。他人も居ず、静かに山と向かい合える。いい気持だ。

 気分良く帰路につく。下りは40から50kmで走る。風が気持ちよい。武庫川につきサイクリングロードを走る。昼は何を食べようかと考えて走るのは楽しい。突然、金属が飛ぶような音がした。えっ・・・・・・・。ガタガタと後輪がきしむ。

 久しぶりのパンクだ。タイヤがぺっちゃんこ。

 木陰に行ってチューブを交換する。タイヤを外してチューブを取り出す。

 どこがいかれたのか目視ではわからなかったので空気を入れてみる。すぐ分かった。大きな穴が開いている。タイヤのダメージを見る。

 やばい。サイドが切れている。家まで持つのかちょっと不安になる。昼ごはんが遠ざかる。とりあえず新品のチューブを入れる。

ハンディのポンプで空気を入れるが少ない目にしておく。

 裂けたところは何とかなりそうだ。ペースを落として走る。2号線に出てしばらく行くと自転車屋さんがあったのでポンプを借りる。空気圧は40PSIだ。普段は100PSIなので70ぐらい入れておく。出発前にタイヤを確認すると・・。

 思わず笑ってしまった。椎間板ヘルニアになっている。私の腰と同じだ。こんなところを持ち主と同じにしてほしくない。空気を少し抜いてヘルニアを抑える。

 これなら大丈夫てあろう。慎重に漕いで家へと向かう。これですべて解決したと思いこんでいたら家まであと2kmほどのところでまた後輪に違和感が出る。えっ。空気が抜けている。ポンプで空気を入れてもすぐに抜ける。えっ。何で・・。

 自転車に詳しい方なら写真を見たらわかるかと思う。上から7枚目の写真である。私も手を抜いている意識はあった。でも、昼ご飯を早く食べたかった。

 そうです。チューブを入れるときはちょっと空気を入れておかねばならないのだ。これを手抜きしたためにタイヤをはめるときにチューブを挟んでしまったのだ。急がば回れということは昔から言われてきている。昔の人はえらい。私は過去何回もこのチューブの挟み込みをしている。そろそろ気を付けたらいいのだが久しぶりにやってしまった。やったものは仕方ない。残りの距離は自分のあほさをかみしめながらとぼとぼと汗をかきながら歩いて帰った。