27日は3年ぶりに淀川花火大会が開かれる。近年は大人気で淀川の河川敷が人であふれかえる。河川敷から外へ出るのにも一苦労する。人混みが大の苦手である私は足を運ばなくなって久しい。しかし、「3年ぶり」という言葉が頭に引っかかってしまった。と言っても、大混雑が予想される。夜に行くのはあきらめる。午前10時ごろの河川敷の風景である。
もうすでに場所を取っている・・・・。こんな看板も出ている。
まだ10時過ぎ。19時30分まで頑張るのだろうか。
有料のコーナーはまだ誰も居ない。でも、パイプ椅子が密な気がするが・・・。
なんとここでもすでに並んでいる人たちがいるではないか。
しつっこいようであるが、まだ10時過ぎだ。屋台も準備に余念がない。今日は大もうけを企んでいるのだろう。店の人のウキウキがんがひしひしと感じられる。
家へ帰る前に河川敷で花を見かけた。家に帰って調べるとタマスダレらしい。
これは、ボタンウィードというらしい。
これらの可愛い花は明日はどうなっているのだろうか。心が痛む。
痛い心を持って家で昼食。2時過ぎにもう一度様子を見に行く。
日本は平和である。テントの人は中でかなり蒸し暑いであろう。外の人は干物にならないのだろうか。
屋台も営業をしている。空揚げよりもかき氷が人気なのはよく理解できる。
有料コーナーの列もどんどんと伸びて行っている。2時過ぎだ。
堤防の上の陰で場所を取っている人たち・・。なかなか賢い。
しかし、無情にも、この後すぐ警備員が来て、「ここでは鑑賞できません。移動をお願いします。」と追い立てていた。手前の兄ちゃんたちは中国人みたいで片言の日本語で誰かとスマホで会話をしていた。警備員が来ても動こうとしない。警備員に「私日本語分からない。」。警備員が英語で言うと、「私英語分からない。」。分かっとるやないか!!!なかなか面白い光景を見させてもらった。ここは柵も掲示もないから夜になったら多分人であふれるだろうなと思った。
そして、花火大会がほぼ無事に終わったらしい。
翌朝、10時過ぎに行ってみる。ごみが散乱していると思っていたら・・。
観客のマナーがいいのか、早朝から一生懸命掃除したのかはわからないがごみ一つ落ちていない。素晴らしいの一言だ。
トイレを片付けているトラックが走っている。
土手は洪水の後のようになっている。雑草たちは災難であっただろう。
屋台はウハウハと儲けてきれいさっぱりいなくなっている。今頃は家で笑顔満面だろう。こんな名残がある。
まあ、水になるだけだからこれでいいのだが、もったいない・・。持って帰るかどうかしばらく悩んだ。
タマスダレたちはどうなったか。
見かけによらずたくましい花であった。