2022年度セミの抜け殻調査・・その4 | カメポンニュの足跡

カメポンニュの足跡

関西がホームグランドです。自転車や徒歩、自家用車であちらこちらを本能のままうろついています。

 3日。朝から本気で暑い。今日もセミの抜け殻を調べに行く。先週までのコロナの新規感染者がかなり増加している。行政府は何をするわけでもなく、「感染予防の徹底」を訴えている。「まん防はどうした」、「緊急事態宣言はどうした」、と思うが、年寄りをこの世から減らすために動こうとしない。自然観察グループは高齢の方が多い。調査に来て感染したら笑い事ではない。それで月曜日に「今年の調査は中止します。」とメールを流した。今日は一人寂しくすることになる。でも、もしかしたらメールを持ていない人が来るかもという淡い期待をもって最初の公園に行く。

 誰も居ない。当たり前だ。

 少し休んでから調査開始。うー-ん。抜け殻もいない。暑さでくらくらとしながら探すが、なかなか見つからない。かなり焦る。こ奴を見つけたときはどれだけうれしかったことか・・。

 その後もなかなか見つからない。「お前は何をしてるんだ。」とアブラゼミが馬鹿にする。

 「お前の抜け殻はどこにあるんだ。」と聞いても何も答えてくれない。じーじーと鳴くばかりだ。結局これだけ見つかった。すべてクマゼミだ。

 次の地点に行く。

 木陰なのはうれしいが、今日は虫がいっぱい「ブーーン」と寄ってくる。ここは思ったより見つかった。

 ふと足元を見るとイヌビワの実が落ちている。

割ってみると・・。

 イヌビワコバチが入っていない。これは雌株かもしれない。

 そのほか、動物を取っているのだろうか、監視カメラが3台仕掛けられていた。ちょっと不気味な感じである。

 ここはいつもはヒグラシが多いのだが、今日はアブラゼミが優勢であった。

最後の地点に移動する。暑いので人影はない。

 ここは最近数が減ってきているので気合を入れて探す。なかなか見つからない。

 アブラゼミがこれだけ見つかった。今日の収穫としては久々に見つかったミンミンゼミである。汗でぼとぼとになり、今日の調査を終えた。残りあと2回。さみしいが頑張ろう。