豊中の萩の寺 | カメポンニュの足跡

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関西がホームグランドです。自転車や徒歩、自家用車であちらこちらを本能のままうろついています。

 29日。今日の朝刊に豊中の萩の寺でハギが見ごろという記事があった。特に予定がないので自転車でぶらぶらと覗きに行く。国道176号線を池田方面へと走る。今から20年ほど前にこの道を自転車で通っていた。このお寺の看板も見ていたはずだが当時は何の興味も持っていなかった。

 矢印の通り白い車の出てくる道へと進む。住宅街に入っていく。まっすぐ進むと岡町の商店街に出てしまった。絶対に間違っている。もう一度元へ戻り看板を見る。

 この道で合っているみたいだ。途中でどこか曲がるところがあるかと注意して進むが何も見当たらない。私の眼は節穴だということがあるのでさらに注意してうろうろするがよくわからない。横に福祉会館があったので御寺を聞くと全く違うところらしい。とりあえずざっと教えてもらう。ありがたいことだ。まずは国道まで戻る。

 さっきは看板のある道を進んだが、この左手の車が出てくる道を行くといいらしい。進む。またまた住宅街の中でちょっと迷ってしまったが住民の方に教えてもらい、道しるべも見つける。

ここを曲がると橋があり、お寺が見えてきた。

お寺の入り口には大きなイチョウがある。銀杏がたくさん落ちていてかぐわしい香りが立ち込めている。

自転車を止める。スタンドがないと気を遣う。でも、スタンドを取り付ける気は全くない。

入り口には消毒液が自動で出て同時に体温も表示してくれるハイテク機器が設置されている。

 拝観料はローテクのままである。お釣りをもらうときはさらにローテクである。人と人とのぬくもりが感じられていいのかもしれない。

入ってすぐに北大路魯山人の観音様が祭ってある。いわれがあるらしい。

境内のハギはこんな感じだ。

通路のような小道がある。ハギがかぶさっていて頭をかがめねばならない。

白いハギと赤いハギがある。白色のものはたぶん初めて見た。

ハギの花は小さいのでじっくりと近くで見ることになる。また、少し離れて塊としてみることもできる。少し地味な感じだがお寺の中は静かでいい時間を過ごせた。