10日。前日に台風が近畿地方をかすめていった。今日は朝からいい天気。でも、今日の調査は誰か来てくれるのだろうか。前の2回が予定を中止していたので不安はある。9時40分に集合地点まで自転車をこぐ。台風の後で涼しいのがありがたい。でも、到着したら汗まみれ。まずは頭から水をかぶる。
私が到着したのとほぼ同時にKさんが来てくれた。挨拶をして2人で探す。台風の風雨のためか下に落ちているのが目立つ。
頑張ってしがみついている奴もいる。
探しているうちにSさんも合流してくれた。これで3人だ。心強い。
今日は風で飛ばされてなくなっていると思っていたが結構見つかった。
次の地点に移動中、イヌビワの実(虫こぶ)がたくさん落ちていた。割ってみる。
動画でないのが残念だが、イヌビワコバチの幼虫がたくさん蠢いていた。
調査点に到着。ここでも落ちている奴が多い。
なかなか見つけにくい。こんな風に枝に付いているとよくわかる。
落ちている奴やシダの裏にいるやつなどを集める。まあまあ集まった。
今回はヒグラシが主体で、アブラゼミ、ニイニイゼミにミンミンゼミ、ツクツクボウシも集められた。クマゼミ以外が全員集合した。
最後の地点。ここは高台の公園なので風が多分強かったと思える。3人で探すが、なかなか見つからない。こんなものならすぐに見つかんる。
3人で数個しか見つからない。大人のセミはたくさんいるのに‥‥。
少ないなりに同定しようかと東屋に戻る。この横の桜を見ると…。
花咲か爺さんが灰を撒いたかと思えるぐらい抜け殻が引っ付いている。木の根元にもいっぱい落ちている。数mぐらい調査範囲からはずれている。でも、今日の収穫数からしたらここの抜け殻は魅力的すぎる。3人で嬉々として集めた。
数が集まると満足感が違う。
ということでちょっとだけズルをしたが、今日の調査を終えた。
2021年の調査も残すところあと一回。無事に終えたいものだ。