残雪の白山その1・・御前峰 | カメポンニュの足跡

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関西がホームグランドです。自転車や徒歩、自家用車であちらこちらを本能のままうろついています。

 10連休の後半は天気が良いみたいなので白山に出かけた。
 舞鶴若狭道は対面通行の区間があるがセンターラインのところが棒だけではなくワイヤーがついている。効果のほどはわからないが少し安心感がある。
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北陸道に入り杉津PA。下の地形は島が陸につながったものである。
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 川に沿って登っていくと河原に大きな岩がある。百万貫の岩。土石流と共に流れてきたものだろう。大きい。水だけではこんな重たい岩は動きにくい。土石流になると液体部分の密度が大きくなるので浮力が大きくなり重たいものを運ぶことができる。
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ここを過ぎるとすぐに市ノ瀬につく。ここはとても明るく気持ちの良い場所だ。テントを張っている人もいる。
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今年から豪華な休憩所ができた。昼間しか使えないが更衣室も地下にあり雨の時に過ごすのには便利である。
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 ここで一晩寝て、翌朝から登山開始。今年は雪が少なく、別当出合まで車で入れる。1時間30分の省略になる。別当出会いは雪がなく、サッサと登りだす。つり橋の板も張ってあって安心して渡れる。
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中飯場あたりから残雪が出る。
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夏道はジグザグの道だが雪があると直線的に登れるので気持ちがよい。
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一汗かいて甚之助避難小屋につく。雪が少ないのでこの時期は2階の窓から出入りするが入りにくい。
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ここからしばらくは急な登りとなる。
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最後の急登を楽しんだら黒ボコ岩に出る。
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この岩からしばらくは水平な面になる。これは白山火山が火砕流を放出したためにできた面である。長方形の黒い鉱物は角閃石である。岩片がところどころに見られる。
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五葉坂の登りを少し楽しむと室堂に出る。ここもやっぱり例年より雪が少ない。
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神社の奥の雪面を登る。
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頂上付近には積雪はない。頑張って頂上に出る。
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ちょっとかすんではいるものの360度の展望が素晴らしい。風もなく、いい感じで過ごせた。
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この後別当出合に下山して市ノ瀬で一晩明かした。・・・その2へ続く・・・

コースタイム
 別当出合6:25 → 6:55 中飯場 7:05 → 8:10 甚之助避難小屋 8:20 → 9:15 黒ボコ岩 9:25 → 9:40  室堂 9:55 → 10:35 御前峰 11:05 → 11:25 室堂 11:40 → 12:00 黒ボコ岩 12:30  → 13:00 甚之助避難小屋 13:05 → 13:40 中飯場 14:15 → 14:50別当出合