今日から、8月ですね。
1日ということで、また、お浄め塩 の交換を行いました。
ゴキブリ騒ぎもあったので、
バス・ソルトを入れたお水でお部屋の拭き掃除もしてみました。
香りも良くて、なかなか良いカンジ~
(この、拭き掃除に邪避けを兼ねて”塩” を使う
アイデアは、まさこさん
からいただきました。
以来、なにか、ん?と思った時の拭き掃除は、
塩水で行っています。)
私は、毎朝、旦那さんのご祖父さまにお香とロウソク
般若心経のお祈りをあげていますが、
信仰心の厚い、旦那さんの今は亡き祖母も、
目が覚めると、毎日、ご遺影にお香、
寿老人様と観音様のお像にロウソクとお香をあげていました。
毎月1日は、尼さんのいらっしゃる観音様廟に
人力車に乗って、私を連れて、お参りに行っていました。
この”ついたち参り”のお寺前には、
身体障碍者の方(こちらでは、これといった職業訓練所がないので)や、
身寄りのない貧しいご老人や、孤児が、
この日のご寄進で集まる、果物や穀物、お饅頭を分けてもらいに、
お椀や容器などを持って、おのおの処狭しと地べたに座ったり、
また、じかに参拝者に寄付を申し出る方もいて、
むんむんと焚かれるお香の煙の中、たくさんの人で賑わっていました。
祖母は、いつも、小銭を用意してきていて、
(祖母自体も、プラスチック容器、瓶、紙、段ボール箱、などの廃品を
収集しては、少しずつ換金しておこずかいを貯める質素な暮らしでしたが。)
必ず、こういう人にわずかだけど、ご寄附をされておられました。
私は、そういう祖母を傍で見ていて、観音様のように観えて、
心温まるのでした。
この”ついたち参り”の、長~いお香持ちの私の役が、
どれだけうれしかったことか・・・
(こっちのお香って、長くて、デカいんですよ~ ほんと、ビックリします。)
たまたま、私の実家も旦那さんの祖母も、
仏教を信仰していましたが、
それが、仏教であれ、キリスト教であれ、イスラム教・・・その他であれ、
心に「信仰」を持っている人が、いかに強いか?という話をしたいと思います。
私の旦那さんは、
「善いことをすれば、善いことが還ってくる。」
という自分の信念のもとに、大金を出して人を助け、
次に、自分が困ったときに、その人に助けを求めたら、
断られたことで大失敗をし、
自分の家族ばかりか、実家、弟家族、親戚家族、皆
裁判所に訴えられたり、借金取りに追われるという大惨事になりました。
その頃、私は、2つの家庭を傍観していました。
1つは、ご先祖さまのご遺影はあるけど、
ちっともお参りをしていない家庭。
苦境の時は、「この世に神も仏もあるものか!」と啖呵を吐いて、
地面に寝転がって泣き叫び、他人にさんざん八つ当たりをしていました。
もう1つは、長年の習慣の神仏へのお参りを続け、
「まあ、良い時も、悪い時もあるのだから、何も言わないでおこう。」と、
まるで何事もなかったかのように、淡々と日常を繰り返し、
そんなときでさえ、訪れた私や旦那さんを受け入れた家庭。
前者の家庭は、健康を害したうえに、
やって来た人に、こっぴどく辱められる日々が来ました。
後者の家庭は、「とことん落ちたら、次は上向くしかないよね?」って、
人々が仲よく過ごし、その家庭の子供は理想の大学、就職先に入りました。
困ったときこそ、熱心に本を読んでおられたお姿も拝見しました。
そういう時に、神様、仏様を求めたか? そうでないか?
その態度を推して知るべし・・・
心理的に追い込まれても、
良心に照らして、「嫌だ」と思うことに、NOと言えるかどうか?
そういうのを、「信仰」っていうんじゃないかな?
祖母が近所の生まれたばかりの赤ちゃん をあやすと、
必ず、赤ちゃんが笑う・・・
近所の子供たちが家に来ると、必ず、なにか食べ物を持たせる・・・
そういうの、傍で観てきた私だから、
”ついたち”には、祖母を思う。
「貴女といっしょの時間、過ごせてヨカッタ。 」
祖母と同じ”申年”の信ちゃんの、
ふしぎな命の繰り返しを思う。
「あなたが居るから 強くなれる やさしくなれる。 」
(1日の日めくり言葉)
最後になってしまいましたが、
昨日の日本人の「愛され体質」についてコメントを
オーストラリアのもこもこさんにいただいたのですが、
「良かったらアムステルダム市長の演説も
聞いてみて下さい。」
ということで、皆さまにシェアしたいと思います。
http://www.youtube.com/watch?v=Dx-BBg0AgP4
「自衛隊が派遣地のサマワで取った行動も
日本人気質をよく表しています。」
http://www.youtube.com/watch?v=690NvwbZL8c&list=PLC52431A4734C9E28
(私も観てみた~いっ! You Tube 見れないんだ・・・)