NHKの大河ドラマ「光る君へ」を理解するために書いています。
今回は幕末まで使っていた暦の月名を書いて見た。
明治の世になって明治政府は今まで使っていた太陰暦を西洋式の太陽暦に変えた。
1年の始まりが西洋では昼の長さが一番短い日から始まるのに対して、日本は植物が芽生え始める立春から始まるので約1カ月のずれがある。
1月
陰暦正月の異称。むつびき。むつびのつき。
2月
草木の更生することをいう。
3月
弥生
木草弥生い茂る。
4月
苗植月。
5月
早苗月。【五月雨・五月馬・五月会・五月女・五月女・五月川・皐月賞・五月躑躅・五月波(五月波)・五月の節・五月の珠・五月の御精進・五月晴・五月飯・五月山・五月闇】
6月
「水の月」で、水を田に注ぎいれる月。
7月
稲の穂が実る月。
8月
木々の葉が落ちる月(はおちつき)。
9月
10月
全国の神々が出雲大社に集まり、各地の神々が留守になる月。
11月
12月
大河ドラマを理解するのは紫式部が書いた源氏物語を読むことだと思って勉強したが、式部は自分のことはあまり書かなかったそうで、私生活はよく分かっていないそうだ。
そこでもう一人のモデル紫式部が書いた清少納言の本を買ってきて勉強している。
紫式部は完全な小説で、清少納言の草枕は随筆なので、こちらの方が当時の様子がよくわかる。
大河ドラマ「光る君へ」は主人公は紫式部だけど、清少納言の「枕草子」を参考にしているように思う。