亀の勉強部屋

亀の勉強部屋

子どもの頃病気で右耳が聞こえなくなりました。片耳だけで頑張って生きてきました。

大河ドラマ「光る君え」に因んで紫式部が生きた時代に書かれた日記を書いてみた。

 

  菅原(すがわら)孝標(たかすえ)の女の日記更級(さらしな)日記」

 寛仁4年(1020)9月、13歳の時、父の任国上総を出発したことに筆を起こし、康平元年(1058)夫橘竣通と死別した頃までの追憶が流麗な筆致で書かれている。夢の記事が多い。

 

  藤原実資(さねすけ)小右記(しょうゆうき)

 小野宮右大臣藤原実資の日記。61巻。978年(天元1)(現在の本文は982年)より1032年(長元5)に至る。藤原道長が権勢を極めた当時の世相や宮廷の儀式・故実などを詳細に記録。野府記(やふき)

 

  藤原道長「御堂関白記」

998年から1021年に至る日記。

 

 

「権記」権大納言藤原行成の日記。991年(正暦2)から1011年(寛弘8)に至る。その後は死没の前年25年(万寿2)まで、わずかに逸文が残る。藤原道長の時代を知る重要史料の一。

 

  蜻蛉日記」

  右大将藤原道綱の母の自叙伝的な日記。3巻。954年(天暦8)から21年間の夫兼家とのはかない結婚生活を叙し、妻としての嫉妬・苦悩から芸術と母性愛とに目覚めてゆくあとをこまごまと描き出す。かげろうのにき。

 

 

  藤原道長「御堂関白記」998年から1021年に至る日記。