中本戦記・リターンズ19 ピリッポロラーメン
こんにちは。
1月も早くも20日。下旬に突入です。
風邪もだいぶ治ってきたのですが、またノドが痛くなってきました。流行ってるようですね、このタイプ。皆さんも、どうかご自愛下さい。
さて、前回の塩タンメンは「中本戦記」的にはどちらかというと「番外編」に当たるので、2024年・年明けの軽い準備運動のようなものだったのですが・・・。今回は、本格的?な内容です。
今回食したメニュー。
その名は、「ピリッポロラーメン」。
⬆️ 可愛らしい名前ですが、サッポロ味噌ラーメンのグレードアップ版・パート2。
「中本戦記・リターンズ17」のラストで話していた「幻のメニュー」です。
訪れたのは、錦糸町店。
ピリッポロは現在では限定メニューとなっており、滅多に登場しないのですが、今月は錦糸町店で1/20・21のみの限定販売です。
(※ あくまで推測ですが、サッポロ味噌ラーメンを販売する錦糸町・市川の2店で可能性が高そうです。)
ピリッポロの名の由来は「ピリッと辛いサッポロ味噌ラーメン」。これを略して「ピリッポロラーメン」となったそうです。
その正体を一言で言えば
「サッポロ ネギ辛味噌ラーメン」。
これに尽きます。
通常のサッポロ味噌ラーメンにはシャキシャキの炒めモヤシがのっていますが、こちらはややクタクタの煮込まれた?モヤシ。
そこに加えて、辛し肉(冷やし味噌のスープをまとった辛い肉)とネギ。
実はこの2つがいいハーモニーを奏で、「ピリッと辛い ネギ味噌ラーメン」を生み出しています。
特にネギは、小口切りにされたものだけではなく細長く切られた白髪ネギ。
この白髪ネギが、シャキシャキしていてネギの味を楽しむことができ、ネギ好きの筆者にはたまりません。
辛し肉の量が少しなので、最初はちょっとガッカリしたのですが、よくよく考えてみると冷やし味噌のスープは最恐の「辛さ10」。
なので、逆に少ないぐらいの方が「ピリッ」という辛さを演出でき、むしろちょうど良かったと言えます。
券売機のボタンに辛さ表示がないので、着丼時に店員さんに聞いた所、辛さは「4〜5ぐらい、そんなに辛くないですよ」とのこと。
ただ実食時の感覚としては、辛し肉を全体に混ぜても冷やし味噌のスープの辛さが感じられたため、個人的な辛さ判定は4より1段階上の5。
食べながら顔面から汗も出てきましたが、鼻水が大量にでることはありませんでした。
※ 24.1.21 加筆修正
ただ、これも作る人や日によって辛さが変わるようで、次の日にもう1度食べたのですが
昨日のと比べると
なんか最初から
スープ全体が赤くありません??😅
この日もスープまで完食しましたが、食べていて最後の方は涙が出てきました。
辛さは明らかに4ではなく、5+αです。
(さすがに、6まではいかないかな)
もちろん、中本の激辛との長き死闘で鍛えられた舌にとっては、食べられないという辛さではありません😎👍
そして、味付けタマゴ。
丸々1コ入っており、中は半熟。
スープが辛すぎる訳ではありませんが、箸休め的な存在です(もちろん、美味しいです)。
味噌タンメンのグレードアップ
味噌タンメン→ 蒙古タンメン→五目蒙古タンメン
これを「表3段活用」とすれば
サッポロ味噌ラーメンのグレードアップ
サッポロ味噌ラーメン→蒙古ラーメン→ピリッポロラーメン
これは、「裏3段活用」と呼んでも差し支えなきものと思われます。
それぞれのメニューは言うまでもなく
(コクあり系) (サッパリ系)
味噌タンメン ⇄ サッポロ味噌ラーメン
蒙古タンメン ⇄ 蒙古ラーメン
五目蒙古タンメン ⇄ ピリッポロ
に対応します。
なお、ピリッポロラーメンには五目蒙古タンメンのような「ドカン!」とした豪華なインパクトはありません。
が、先代から存在していたメニューであり、シンプルながらもその美味しさと辛さが「じんわり」と伝わってくる。
このメニューに込めた先代の「想い」が伝わってくるような、そんな昭和の「隠れた逸品」だと思いました。
ごちそうさまでした‼️😎👍