おはようございます。雨模様の亀戸から今日も元気に診療しております。
歯科理工学会の認定制度にデンタルマテリアルアドバイザイーという資格があります。
これはドクターだけでなく企業の方も取得できるので、専門医というものにはなりませんが、
似たようなものと思っていただいていいと思います。
主に一般の臨床医よりは 大学の研究者や企業の研究者が 歯科理工学会に所属し、
所定の学会参加数、学会発表数、論文数を満たしテストに合格すると認定されます。
で何が専門化というと、 歯科の材料について。
材料って何?と思うかも知れませんが、病気になり生体を失ってしまった部分を補う
人工材料の専門家です
(歯科では虫歯になり削ったところを埋める材料であったり、インプラント材料、人工骨など)。
最近では生体材料学といわれるものです。
たとえれば料理を作るのに、野菜に詳しい野菜ソムリエといえば、いえばわかりやすいでしょうか?
材料を知り尽くし、最良の状態で使うことができる資格だと思っていただけると良いと思います。
残念ながら認知度が低く取得者も少ないのが現状ですが、大切な資格だと思っています。