しもやけ撃退

ちょっと恥ずかしい話だけど、
誰かのためになるかもしれないので書きます。

実は、毎年必ず、足が「しもやけ」になってしまうんです。
足の指が真っ赤に腫れて、痛くて痒くて。
色々な治療法を試したけど、全然効果なくて、
もういっそ指を切り落としたいって思うほど。
大人になればならなくなるよって言われていたのに、
40を過ぎても私ってまだ大人じゃないの？？？

ところが今年、ついに「しもやけ」の原因を突き止め、
初めて「しもやけ」を撃退しました！　
なんと犯人は湿った靴下だったんです。

実は私は、足の裏がとても汗っかきで、
自分では気づいてなかったんですが、
すぐに靴下が湿ってしまうんです。
しもやけを防止するために足を温めようとして
保温性の高い靴下やスリッパを履いていたので余計に汗をかき、
それが時間と共に冷えてきて、
足を冷たくしちゃっていたんですね。

そこで、とにかくこまめに靴下を取り替えるようにしました。
だいたい1日に数回。
湿ってきたなと感じたらすぐに履き替えるので、
1時間くらいで替えたこともあります。
洗濯機の中は私の靴下だらけになりましたが、
これまでこんなに冷たく湿ったものを身につけていたのかと驚くほど。

「しもやけ」にならないうちに春を迎えるなんて、ホント夢のよう～

映画「黒執事」

映画「黒執事」観てきた。

予めお断りしておくけど、
私の黒執事知識のほとんどは舞台版で、
アニメは1度も観たことがないし、
原作マンガも最初の数巻読んだだけ。
でも、映画の設定を聞いてあり得ないと思ったし、
正直、批判するつもりで観に行った。

ところが……意外にも面白かった！

水嶋ヒロくんがセバスらしいとからしくないとかは
よくわからないけど、
「あくまで執事」という役として考えれば、
見事に演じていたわ。
立ち居振る舞いも綺麗だったし、
なんといってもアクションシーンがマジ格好いい。
山本美月ちゃんもね！

ただ、もともと「あるかもしれない」時代設定の上に
｢あり得ない｣キャラが乗っているから面白い作品なのに、
｢あり得ない」時代設定にしちゃったせいで、
なんか足元がふわふわした感じで
物語に入り込めなかったのも、確か。

ということで、意外と「アリ」だと思ったわけだけど、
シエルを女の子にしちゃったことだけは、
どうしても納得できない。
そのせいで物語に無理が生じているし、
その割に必然性の欠片も感じないし、
ラストの恋愛っぽいフラグに至っては、
もう一体どういうつもりなのかと

舞台｢激動－GEKIDO－ 」

初主演舞台ということで水川あさみさん、とても頑張っていらした。
ベッドシーンも何度もあるし、舞台上での早着替えも多いのに、
まさに身体を張った芝居。

別所哲也さんも素晴らしかった。
傲慢だった彼が、やがて老いて惚けてしまったシーンなんて
客席のあちこちからすすり泣きが聞こえてきたもの。

いや、ホント、役者はみんな良かった。
だけど、脚本がどうにもいただけない。

川島芳子という実在の人物の生涯を描いているんだけど、
タイトル通り、まさに激動の人生を歩んだ女性なので、
彼女のエピソードを並べただけでも色々ありすぎて
どうしても散漫な印象になっちゃう。
だからこそ、何かに焦点を絞るべきだったのに、
それがどうにもはっきりしない。

献身的に尽くした召使いとの悲恋…
養父の歪んだ愛情への憎悪…
奔放な数々の男性遍歴…
死と破滅への渇望…
全部を描こうとして全部描けてないからモヤモヤだけが残る。

モヤモヤといえば、
原嶋元久くんと神永圭佑くんの扱いがとんでもなくモヤモヤ。
アンサンブルとして使うのは構わない、
彼らにとってもいい勉強になるだろうし。
でも、せめて彼らの｢役｣には
ちゃんと意味の通るストーリーをつけてあげて欲しかった。

楽屋で元ちゃんに挨拶したときも、
肝心の舞台についての感想はあまり盛り上がらなくて、
彼が一番興奮したのは、
映画｢あの花｣を公開前に観たよ～って私が自慢したときだったもの。
前売券8枚も買ったんだって。
おたママ収録に時は2枚って言っていたのに…めっちゃ増えてる

☆8/29　新国立劇場中劇場

元ちゃんが激動に付いて語ったおたママ倶楽部はこちら