「自然が」 | 紙飛行機の憂鬱

紙飛行機の憂鬱

自分の創作の全てを表せたらと思い、あえて始めました。
お目に留まれたら幸いです。

降りすぎた雨は怖い

あちこちで爪痕を残す

人の手では防ぎようのない

自然の猛威である

 

こちらでは山肌を削り

土砂を押し流す

時として家をも呑み込み

人さえ脅かす

 

あちらでは川の氾濫

危険水位を超えた川は

濁った水が溢れ出し

辺り一面水びたし

 

10年に一度という

大雨特別警報が発令され

雨に対する危険性を

否応なく認識させられる

 

どんなに科学が進んでも

抗いきれない自然の猛威

大雨台風日照りもしかり

人はみんな成すがまま

 

けれども止む無い自然の共存

けしてここから逃げ出せぬ

自然に寄り添い生きて行く

どうにもならない宿命か