みにくいアヒルの子のように
突然生まれ変わるような
人生を送れたならば
なんと素敵なことだろう
けれども所詮蛙の子は蛙
それ以上にはなれないし
親から譲り受けた能力は
言わずと知れたことである
背伸びしてみる人生を
送ったところで疲れるし
無理して格好つけたところで
すぐにボロが出るだろう
人には人に見合うような
そんな生き方が用意され
みんなそれぞれその生き方を
肩ひじ張らずこなしてる
みにくいアヒルの子のような
波乱万丈な人生を送るには
見た目以上に過酷なる
そんな覚悟が必要か