「僕が雨に」突然降り出した雨に 進路を阻まれ立ち往生 あまりに激しく降る雨に 言葉さえも失って 僕と儚い世の中を 遮断するのか今日の雨 取り残されたこの感覚 僕をいつまで置き去りに この瞬間に降る雨に 視界さえも奪われて ただただ落ちる雨粒が 僕の視線の先にある 降る雨にさえ逆らえぬ 非力な僕を嘲笑う 君の声が聞こえてきそうで 思わず雨中へ飛び出した