「僕が雨に」 | 紙飛行機の憂鬱

紙飛行機の憂鬱

自分の創作の全てを表せたらと思い、あえて始めました。
お目に留まれたら幸いです。

突然降り出した雨に

進路を阻まれ立ち往生

あまりに激しく降る雨に

言葉さえも失って

 

僕と儚い世の中を

遮断するのか今日の雨

取り残されたこの感覚

僕をいつまで置き去りに

 

この瞬間に降る雨に

視界さえも奪われて

ただただ落ちる雨粒が

僕の視線の先にある

 

降る雨にさえ逆らえぬ

非力な僕を嘲笑う

君の声が聞こえてきそうで

思わず雨中へ飛び出した