「たとえばどんなに」 | 紙飛行機の憂鬱

紙飛行機の憂鬱

自分の創作の全てを表せたらと思い、あえて始めました。
お目に留まれたら幸いです。

たとえばどんなに頑張っても

どうにもならない事もある

君の心を掴もうなどと

思う事など愚の骨頂

 

たとえばどんなにアプローチ

かけたところで如何せん

君の心はどこ吹く風と

知らん振りを決め込んで

 

君など所詮高嶺の花と

分かっていながら悪足掻き

してみたところで猿芝居

おどけて見せるが関の山

 

君の心を掴んで見せる

そんな誰かも何処かにあろう

それが僕でない事は

容易く分かる事実として

 

せめて少しは夢などを

見させてくれてもいいじゃない

勝手にすればと影の声

出番はないのが当たり前

 

たとえばどんなに望んでも

叶うはずなき事もある

君の心に響こうなどと

思う事など百年早い