遠くの日々を惜しむような
虚ろな視線を落としては
見えるものさえ見えにくく
映るものさえ朧げに
遠くの日々の後悔は
もう掴めない蜃気楼
悔いてばかりじゃその先の
道のりさえが危うくて
遠くの日々に置いてきた
忘れ物とも言えるよな
思いの欠片はことのほか
君の気持ちを重くして
遠くの日々の片隅を
かすめるように歩み出し
手にする物の大切さ
いつしかきっと気付く筈
遠くの日々は過ぎた日々
ただつきまとう紛れもの
大切なのはこの先の
遥か彼方の日にありて