どうも、kame3です。
その、前回自分が考えているダイユウサク小説をノートに向かって書いているのですが・・・今まで書いてきた話より、少しだけ嫌悪感が薄いかもしれません。
面白いかどうかで言うと自信は無いんだけど、本家にはないタイプの視点からの話の展開とそれまで書く予定だった内容を書きながら大幅に変更していくことで自分の想定内から外れていくことにより、自分が書く前に表現したかったものと実際に出力されたものとのとの相違に対する辟易が少なくて、このまま読み返さなければ完成して投稿までこぎつける事が出来るかもしれない。
問題はノートに書いているからそれをパソコンに出力する過程で、絶対読み返さないといけないんだけど全体的に『自分がこの話を初めて読んだときに面白いか?』と思えるかどうかについては多分問題ないんだよ。
それよりも一つ一つの言い回しが滅茶苦茶気になっちゃうんだよ。現在は数日掛けてアプリ版ウマ娘のキャラクターストーリーの1話に当たる話が完成したんだけど、完成しても最初の数行の言い回しがしっくりこなければ数か月かけたのに全没する可能性が全然あるという。
それに今書いている1話もトレーナーとダイユウサクの出会いではあるんだけど、もう一人登場人物として同期のトレーナーがいてその人が一番目立ってる点に関してバランス調整が難しくてさ。
プレイヤーであるトレーナーは元ネタとしては調教師の内藤さんと厩務員の平田さんで、同僚トレーナーは騎手の熊沢さんポジションをイメージしているんだよ。だから消したくないし・・・
更に言えば、ダイユウサクは元々同僚が担当しているウマ娘なんだけどダイユウサクは中央では実力不足なので辞めたい。でも同僚は辞めて欲しくないと思っているのだけど、ダイユウサクからはもう一人の方が将来有望だからそちらの育成に集中してほしいと言われて拒否される。
熊沢さんは内藤厩舎とは別の厩舎に所属しているコスモドリームと言う馬の騎手をしていたんだけど、史実でコスモドリームの騎手として牝馬クラシックのオークスに出走して優勝している。その地点ではダイユウサクはデビューすらできていない。
それにダイユウサクが地方に移籍する話は史実でもあったんだけど、だいぶ遅れてデビューしてから2連続でぶっちぎりの最下位だったことによって地方からも引き取り手がいなかった。
このようにわずかながらに可能性を感じていた一週間後、心が折れました。
普通の小説用の文章じゃなくてウマ娘のアプリ版のストーリーの様な文章を意識して書いていたんだけど、トレーナーとダイユウサクの話と言うよりは同僚トレーナーが目立ってしまって…
文才があればその事に対して違和感のない文章であったり、初見だったらそこら辺も気にならないかもしれないけど、書いている側には完成系だけでなく過程が気になってしまったな。
ついでに、公式のアイネスフウジンのシナリオをノートに書き写してみたんだけどアプリで見た時は面白いシナリオだと思っていたのに『このシナリオを自分が完全オリジナルで書いたとしたら』って想像した時に物凄い嫌悪感に陥っちゃってさ。やっぱり無理だわ。
…それなのに全く違うダイユウサクのシナリオを1時間くらいで思いついちゃったんだよね。
今までは史実のダイユウサクの話をベースにした性格とか展開で話を考えていたんだけど、史実とは逆の明るい性格のダイユウサクならどんなシナリオになるか。
…ダイユウサクは演出家だ。あの有馬記念は、まるで全て仕込まれていたかのように様々な物事が噛み合っていた。
有馬記念で万馬券馬が勝つ、レコードと言うだけでも物語として完成しているのに関係者は信じていたとかその前後の有馬記念の結果や色々な因果関係が複雑に絡み合い過ぎていた。
そこら辺を反映した結果、ビデオカメラ片手に自分の理想とするシナリオを撮って欲しいと頼む千両役者になりました。…シナリオ的にはこっちの方が面白そうではあるけど、多分書く事はできないんだろうな。以上