先日、近所の公園に行くと、オッサンが一人、ベンチに座って酔っ払っていた。 かなりの泥
酔状態で、なにやらブツブツと言っている。 長年、酔っ払いを見てきた勘から、この酔っ払い
は周囲にちょっかいを出して迷惑をかけるタイプだなと思った。 現に花見などで園内には人
が多かったが、オッサンの周囲だけポッカリとスペースが空いている。 すでに誰彼無くちょっ
かいを出していたのかもしれない。
僕の数メートル先に青年が歩いている。 このまま進めばオッサンの座るベンチの前を通る
ことになる。 青年がベンチの前に通りかかった。 すると案の定、オッサンは青年に向かって、
おい兄ちゃん、アホかぁ～、アホかぁ～、と薄笑いを浮かべて言いだした。 だが、青年はオッ
サンを一瞥しただけで華麗に無視。 歩調を変えることなくオッサンの前を通り過ぎた。 すば
らしい。 次は俺の番だな。 後ろを歩いていた僕は思った。 オッサンが、アホかぁ～、と言っ
てきたらあの青年のように無視してやる。 路傍の石のごとく無視してやる。 僕は構えるよう
な気持ちでオッサンの前を通りかかった。
無視しやがった。 オッサンが僕を無視しやがった。 路傍の石のごとく。
腹が立ったので、スーパーで買い物をした帰り、再び公園を通った。 しかし、ベンチにオッ
サンの姿は無かった。 だが、ベンチには飲みかけの酒の缶がある。 しばらく歩くと、前方か
らオッサンがフラフラしながら歩いてきた。 その後ろには、驚いたようにオッサンを見つめる
若いカップルが立っている。 恐らくカップルにちょっかいを出したのだろう。 このまま行けば
オッサンと僕は擦れ違う。 チャンスである。 若人たちよ、僕が華麗にオッサンのちょっかい
を無視する様をその眼で見ているがよい。 酔っ払いのちょっかいは、こうして華麗にスルー、
また無視しやがった。 無視するのはアンタじゃなく俺だろう！ 俺に無視させろコンチクショ
ウ！ 思い切り心の中で叫んだ。
公園は、樹上の桜と散った桜でピンク一色であった。 路傍の僕は、静かに公園を出た。
亀久
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鯖トラの猫さん、布団の上きますなー！6キロ4キロ2キロ！なかなかの
重さ、幸せの重さ！ ばるさん、肉球指圧！うまくツボをおさえてくれれば
いいのですが、外しそうで怖いですな！ シラバブ☆ラブさん、買ったば
かりのパソコンが！う～む・・・、な、泣き寝入りですな・・・。 戸ヶ瀬さん、
キーボードの上を走り回るモルモット、可愛らしいですな！サビはもう少し
ダイエットすればいい感じですかね！ 長野まーさん、デブのクセになか
なかのジャンプ力です！乗られたらグキっとなりますよ(笑) まるこすさん
そう！お父ちゃんですよ！邪魔するのが仕事、まさにその通りですなー！
邪魔です！(笑) akageさん、どっかり座りますなー！かまってほしいビー
ム！眩しすぎることありますよねー！ アントワネッツさん、インコの怪文
書！いいですなー！以前ハトを保護したことがありますが、怪文書作って
ました！こっち来いのときの「は？」は切ないですな(笑)
立っていても肩に乗ってきます。 そして足を滑らして落ちそうになります。
