先月の9日に母親が家に来たという記事を書いたが、今日もやって来た。 先月は写真や映
像をDVDに焼いてほしいという理由だったが、今日は実家の僕の部屋を大掃除したので、そ
の時に出たゴミを持ってきたのだ。 母親はゴミと言っていたが、持ち主からすると決してゴミ
ではない。 電話で 捨てようか? と言われ いる! と僕が言ったので持ってきたのだ。
1時間ほど世間話をし、母は帰っていったのだが、母が帰り際 ホコリが多いからちゃんと
掃除せいよ! と言った。 僕は母の目線上にある本棚に溜まるホコリを見ながら あ~、は
いはい・・・ と返事をした。 さらに母は玄関ドアを開け、最後に まぁ、お前はホコリを吸って
元気になってるのかもしらんな! わっはっは! と笑った。
俺は妖怪か・・・・ と母の背中に叫びつつ、見送った。 母は、いつものようにエレベーター
の 「上がる」 ボタンを押した。 階下に待機しているエレベーターをまず上に上げようと 「上」
ボタンを押したのだ。 僕が、 「下」 押さなきゃ降りれないよ と言うと、 ああ!そうか!!
わっはっは! と笑い 「下」 を押した。
上下が光ったボタンを見つめながらしばしの沈黙。 いつものことだ。
上がってきたエレベーターに母が乗り込む。 上下ボタンを押されたエレベーターは、中の
階床ボタンを押した人に従う。 なので僕は 1階のボタンを押して と言う。 母が1階のボタ
ンを押し 「閉める」 ボタンを押す。 だが、「上」 のボタンをキャンセルされたエレベーターは
一旦扉を開く。
沈黙の再会。
母が 「閉める」 ボタンを再度無言で押し、箱の中の母が階下へと消えてゆく。 いつものこ
とだ。 母が帰った後、ホコリを吸って生きてエレベーターのボタンをうるさく指示するところの
息子であるところの僕は、母が持ってきたヒジキを食べつつ、「ゴミ」 と一緒に紛れ込んでいた
昔 オンボロ長屋に住んでいた頃の写真を見ている。 母の作るヒジキは、いつもチトと甘い。
先月母が来た記事はこちら→ 「芋」
亀久
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変ですが!(笑)
サビがビビリでヘタレで困ってます。 飼い主に似るといいますが、当た
っていると思います。 共にがんばります。