ファーストコンタクト | もうすこし、生きてみようじゃないか・・・

 近畿地方に 『春一番』 が吹いたその夜、僕は大阪駅近くの某ビルに向かっていた。




 そのビルの前で、あの 『セックスレス夫婦『2+1』そんな日常』 のショボンさんと待ち




合わせをしているのだ。 しかし、携帯電話の番号は知っているとはいえ、お互い初対




面。 スムーズに会えるかどうか心配していたのだが、




もうすこし、生きてみようじゃないか・・・




 そこには、ブログのイラストそのままのショボンさんが、コンクリートの柱にもたれか




かり、携帯電話をイジっている姿があった。 僕達は、挨拶を交わし、ガッシリと男の握




手をした。 そして、ビルの中に入った。 




 目指すは16階の喫茶店。 さらに僕達はそこで、以前、このブログを紹介していただ




いた 『アメばこ』 の運営スタッフの響子さん、えっこさんと待ち合わせをしていたのであ




る。 アメーバのブロガーから、アメーバに対する意見などを聞きたいと、僕達を選んで




くださったのだ。 光栄なことである。 




 僕達は、約束の時間より早く着いてしまい、店の前をウロウロしながら二人連れの女性




が通る度にジロジロ見たりして、気持ち悪がられたりした。 しばらくして、年下のショボン




さんが、中で待ちましょうか と、大人の提言をしたので店内で待つことにした。 程無く、




二人の女性が姿を現した。 それは、『アメばこ』 に描かれている似顔絵イラストそっくり




な美しい女性たちであった。 僕の脳裏に一瞬、合コン! という言葉が浮かんだが、慌て




て打ち消した。 お二人は、響子です、えっこです、本日は、よろしくお願いします と大変




丁寧な挨拶をされた。 ここである。 この瞬間である。 僕は昨晩、風呂に入りながらこ




の瞬間の 『つかみのギャグ』 を考えていたのである。 ほとばしれ!僕のギャグよ!!




もうすこし、生きてみようじゃないか・・・




 どういうことなのだろうか。 ギャグが高度すぎたのか。 僕のギャグをお二人は、サラッ




と聞き流したのである。 僕は、お腹が痛くなったフリでもしてトイレに逃げ込みたい衝動に




かられたが、ショボンさんにはウケたようなのでヨシとした。 ヒヤリング開始。




 話は、ブロガー同士のつながりや、アメブロのここをこうしてほしいなど、多義に渡り、シ




ョボンさんも僕も様々な意見を出し合ったりした。 そして、話は徐々にシステムなど、テク




ニカルな分野に移っていった。 そうなると、パソコン音痴な僕は、徐々にフェードアウトであ




る。 しかし、そこはショボンさんの得意分野。 僕は、ショボンさんの話すさまを羨望の眼差




しで見ていた。 だが、ショボンさん、響子さん、えっこさん、三人でのテクニカルな話を横で




わかったようなフリをして聞いていると、身勝手な妬みの感情が三人に対しふつふつと湧い




てきた。 僕はアピールの為、友人のTを電話で呼び寄せ、この場に解き放ってやろうかと思




ったが、




もうすこし、生きてみようじゃないか・・・




 それをすると、このブログ自体が、アメーバ様から解き放たれるかもしれないので中止した。




 しかし、やはりそこは、こういう場を幾度となく開いてきた響子さんとえっこさん。 僕にわかり




やすいように説明してくれたり、別の話をふってくれたりした。 ショボンさんも同様にいろんな




話をしてくれた。 皆さんに気を使わせてしまったような形となった一番年上の中年オヤジはと




いうと、簡単に舞い上がり、ハイテンションで自分でも何を言っているのかわからない話をした




りした。 




 ヒアリングは、一時間ほどで終了した。 とても早い一時間であった。 響子さん、えっこさん




とは、喫茶店で別れ、ショボンさんと僕は、同じ階のラーメン屋に入り、酒などを飲んだ。 そし




て、ショボンさんとはビルの前で別れ、僕は帰路についた。




 とてもいい出会いであった。 もし、またこういう機会があれば、今度はとっておきのダイナマ




イトギャグを携えて行こうと誓った夜だ。





                                                       亀久





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