停止するが、信号が赤でも、もう少しで青に変わりそうな時には、僕は地面に足はつけ
ず、バランスをとって耐える。 絶対に地面に足はつけない。 地面に足をつけると負け
たような気になる。 僕は、これを子供の頃からつづけている。

しかし先日、いつものように横断歩道手前でバランスをとっていると、幼稚園くらいだ
ろうか、女の子がジーッとこちらを見ていて、すぐさま母親の方へ駆け寄り、何やら報告
している。 母親は一瞬こちらを見たが、すぐに視線を逸らせ、女の子の手を握っている。

もう、この女の子の家庭での夕食時の話題は決定である。
母親 「ねぇ、アナタ今日ね、ホラ、あそこの横断歩道で変な人がいたのよ・・・」
「自転車に乗っててね、フラフラしながらこっちをジーッと見てるのよ・・・変態か
しら・・・」
女の子 「あの変態ワタシが見つけたのー!」
父親 「最近変なのが多いからなぁ・・・ 何かあったらすぐに警察を呼ぶように・・・」
「変態には注意するんだぞっ」
などという会話が容易に想像される。 このまま行けば、近所の変態オヤジにもなりか
ねないので、もうそろそろ 『地面に足をついたら負けゲーム』 は止めようと思っておる。
亀久
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