くらいのおじいさんが歩いてきた。 その通路はかなり狭かったので、僕は、壁側に身を
寄せ、おじいさんに道を譲った。
すると、おじいさんは、深々と頭を下げ、
「ありがとうございます」
と言い、僕の前を通り過ぎた。 僕も慌てて頭を深く下げた。

恐らく、戦争を体験されているであろう、そのおじいさんのとぼとぼと歩く後姿を見て、そ
の中に僕は、少し大袈裟かもしれないが ”日本人” を見た気がし、何だか、(かっこいい
なぁ) と、思った。
亀久
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