先日、友人のE君が遊びに来た。 僕は日頃練習していた手品を見せびらかそうと思い
彼が家に着くまでの間、準備をし、そしてE君に披露した。
しかし彼は、この手品のタネを知っていたのである。 演技の始めの方でそのことを言
ってくれていれば 「なーんだ、そうか、知ってたのかー」 と、僕のダメージも最小限に
抑えられたのだが、ヤツは僕の熱演をジッと見ていて最後の 「ほーれ、どうだ、驚け!」
のキメの部分で 「それ、知ってる」 と、言いやがったのである。

一瞬、ほんの一瞬、目突きでも食らわしてやろうかと思った。 しかし悪夢はそれだけでは
終わらなかった。その後、E君は 「コレ知ってる?」 と、言いながら僕の知らない手品を
華麗にキメたのであった。
以来、僕は彼が驚いて失神する程すごい手品はないか模索中である。 空中にでも浮け
れば一番いいのだが・・・・。
亀久
以下のブログランキングに登録しております。
ブログランキングに投票 ←投票
ブログ村イラストブログランキングに投票 ←投票
清き一票よろしくお願い致します。