間の弁当生活の中で、今でも忘れられない弁当が一つある。
中学生といえば、食べ盛りのお肉大好き盛り、母が作る弁当は、お肉が中心でご飯
は大盛り、僕は毎日弁当箱を開けるのを楽しみにしていた。 しかしその日、弁当箱
を開けた僕は愕然とした。 弁当箱の10分の9がご飯で埋まっており、残りの10分の
1に漬物が挟まっているだけだった。しかもその漬物が大根の漬物で白色だった為に
僕は一瞬、おかず無しの米だけ弁当かと思った。

僕は毎日弁当を作ってもらっている 【ありがたさ】 を忘れ、家に帰るなり母親に向か
って吠えた 「何だよ、あの弁当は!」。 多分母は朝、その弁当を作った時点で僕の
行動を予想していたのであろう、切り返しが物凄く早く 「たまには、そんなこともある
わいね!」 と、一喝されてしまった。

最近久しぶりに母と会い、当時のことを話すと 「そんなこともあったかなぁ」 と大笑い
していた。
亀久
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