術後3日目 | おばさんのがーん日記

おばさんのがーん日記

子宮体癌(類内膜癌G1)と戦う日々

 

術後3日目

月曜日の朝を迎えた晴れ

 

ロキソニンのおかげもあり

朝は頭もすっきりしている

 

今日はシャワーはやめておこうと思い

身体拭きタオルをお願いした

朝お願いして届いたのは夕方でしたが…

いいんです

順調に回復している人の世話は

何かと後回しになっているのだと思いますデレデレ

 

朝食前に体重測定

そして洗濯物のパジャマを

洗濯室の所定のカゴに入れに行く

ついでにさんかくステーションを一周り走る人

 

昨日の昼から全粥になった

それもこの朝食で終わり

昼食からは常食だニヒヒ

それが楽しみで仕方がない

 

朝食後

いつコンビニに行こうかとソワソワ

でも今日は来客?が多い

 

担当医

主治医

麻酔医

レントゲン技師

 

なんやかんやと忙しい

 

そうか!

今日は月曜日だからだニコニコ

 

昨日、一昨日と

静かな時間が流れていたが

それもそのはず

週末だったからだ

 

当直の婦人科医は顔を出してくれたけど

それ以外は静かだった

 

今日は急にいろんなことが回り始めた感じ

 

お隣のベッドの方も

土曜朝に退院して

週末は空きになっていたが

今朝新たに入院してきた

 

同じ主治医だ

抗がん剤と放射線をやるらしい

とても不安に感じていらっしゃって

主治医

担当医

薬剤師

看護師

そして最後には精神科医

もやってきて

丁寧に説明していた

 

少しは安心できただろうか

 

いろんなことが不安になる

とりあえず副作用だって心配だし

果たして効き目があるのだろうか

副作用ばかりひどくて

効かなかったら自分はどうなるのだろう

 

不安は尽きないと思う

 

でも彼女のように

不安な気持ちを周りに素直に打ち明けられる人は

たぶん気持ちを軽くする方法を知っている人でもあると思う

 

強い人ほど我慢してしまう

頑張ってしまう

 

もしそれが知らず知らず

ストレスになって

自分を苦しめてしまったら爆笑

 

努力して出来ることではないかもしれないけど

不安やストレスを減らして

周りから力を得るのも

一つ大切なことかもしれない

 

と話を聞いていて思った目がハート

 

実際彼女はみんなと話した後

だいぶリラックスした様子だった

こちらもカーテン越しだが

ほっとしたひらめき

 

大部屋はカーテンで仕切られているだけなので

話は丸聞こえだ

 

話だけじゃなくて

げっぷやおならも聞こえてしまう

 

でも術後はおならが大事らしい

腸が動いているかどうかは

聴診器で分かるけど

最終的にはおならが出たかどうか

便が出たかどうか

 

それがキーらしい

 

来る人来る人

何度も同じ質問をされる

 

ちなみにトイレでしても

ベッドでしても

おならは聞こえる

 

最初は自然とこらえてしまったが

しまいには

ベッドで屁をかましまくりであった知らんぷり

 

一応布団を掛けて消音に努めたが

おそらく意味なかったと思います

 

看護師さんに

ニヒヒ「ガス出た!」

 

と嬉々として報告してるし

 

それも全部丸聞こえ

 

コロナの影響で

カーテン開けてはいけないことになってるので

四六時中カーテンは閉めっぱなしだ

 

だから声は聞こえるけど

顔は見えない

 

トイレや洗面も

誰かが使っていれば分かるので

重ならないように使う

 

だから顔を合わせることって

不思議と全くない!!

 

廊下ですれ違っても

同室の人かどうか

わからないニヤニヤ

 

よく入院中に友達になった!

という話を聞くが

なかなかに難しい状況だった

 

もしかしたら2人部屋で

同じ主治医だったら

話しかけるチャンスがあったかもしれないニコニコ

 

同じ病気?

同じ手術?

大体気配で分かるから

 

でも私は4人部屋で

明らかに状態の悪い方もいたし

みんなで病状を語り合おうという雰囲気ではない

 

結局入院中

他の患者さんとおしゃべりするチャンスはなかった泣き笑い

残念だが仕方ないかも

 

朝来た麻酔医の先生が

痛くなくても術後1週間は

毎食後ロキソニン飲んでいいよ

 

と言ってくれたので

なんか嬉しくなった

 

ロキソニン飲んで

微熱も下げて

元気にリハビリした方がいい

ということらしい

 

今日も午後微熱が出たら

飲んでしまおう

 

午前中はなんかバタバタしていて

病棟を歩くことしかできなかった

 

でも午後は時間がある

 

少し微熱があり

頭痛がある感じがしたので

ロキソニンを飲んだ

 

しばらくすると

少し元気になった

 

せっかく一人で歩けるようになったのに

ベッドでゴロゴロしているのはもったいない

 

そう思って

夕方前にコンビニに行った

 

こんな時間なのに

まだ外来は人がごった返していた

 

コンビニに来たものの

何を買ったらいいか決められない

 

時々イガイガイガっとして

咳が出てしまうようになっていた

麻酔科の先生は

全身麻酔のせいだと言っていた

 

向かいのベッドの方が

手術前だったので

万が一感染させるものだといけないと思ったが

血液検査でも感染症の疑いはないらしい

 

看護師さんにも麻酔のせいだから

とにかく水分を多くとってね

と言われていた

 

確かに飲み物を飲むと治まる

でも一応のど飴を買おうと思った

 

のど飴ひとつ選ぶのにも

えらい時間をかけてしまう

 

久しぶりの買い物

楽しすぎるニヤニヤ

 

結局梅味の小さなパッケージのにした

 

あとは飲み物

病棟の自販機にない物が欲しい

 

散々うろうろして

そろそろ怪しまれる頃

イミューズの免疫ケアヨーグルト味

ビタミンウォーター

梅のど飴

コーヒービート

オイコスヨーグルト

生バームクーヘン

を買った

 

買いすぎ

 

しかも生バームクーヘン

 

なんか自分にご褒美を買いたかった

 

しかし部屋に帰って食べようにも

ガサゴソ音がしてしまう

 

参った

 

悟られないように

静かに食べようとするも

喉が荒れていて

むせてしまう

 

なぜバームクーヘンにしたのか

という言葉に惑わされたが

フツーにパサパサしていた

もっとトロッとしたものにすべきだったニヤニヤ

 

 

夕食後

消灯までの時間を食堂で過ごす

 

食堂はWIFIが弱いので

動画は見れない

 

だが窓なし廊下側ベッドの私が

日の光を浴びたり

外を眺めたりできる唯一の場所だ

 

1人で動けるようになって

ちょこちょこと時間を見つけては

食堂に来るようになった

 

お茶を飲みながら本を読む

ぼーっとして外を眺める

 

2, 30分でも良い気分転換になった

夜は夜景がきれいだ夜の街

 

たまにここで仕事をしている方もいる

あと電話室があるので

夜はご家族に電話をしている方も

 

通話はこの電話室か

病棟の端の階段ホールエリアで

許可されていた

 

この階段ホールも

とても眺めが良い星空

 

しかしいつも先約がいるので

なかなかに行きにくい

電話を聞かれたい人はいないだろうし

 

私は入院中

誰かに電話をすることはなかった

 

友達や家族とはLINEで連絡を取れたので

十分だった

 

母には

病室は通話禁止だから

電話はできないよ!

と言っておいた

 

何せ母と通話したら

長くなって切れないのは目に見えている

 

母は80代後半だが

なんとかLINEを使いこなし

時々解読にとんちが必要なLINEをくれたニヤニヤ

 

便利な時代になったものだ

 

20時半

消灯の30分前にはベッドに戻った

 

頭がすっきりしないので

ロキソニンを飲む

 

術後血圧が高い

普段指摘されたことはないが

常に白衣性高血圧気味ではある

 

そのせいなのかどうなのか

 

頭痛は血圧のせいもあるかもしれない

 

バームクーヘンは一口しか食べられず

冷蔵庫に入れておいた

 

明日食べよう

頭痛と喉のイガイガが治っているといいな