手術日 腹腔鏡下子宮卵巣全摘 | おばさんのがーん日記

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子宮体癌(類内膜癌G1)と戦う日々


手術当日


6時起床

下剤が効き始め

トイレ通いで

あまり寝た気がしないデレデレ


手術は2番目なので

開始時刻が決まっていないもやもや

前の手術が早まれば

10時前に呼ばれる可能性もある

予想は11時ごろとのこと


9時から弾性ストッキングを履き

点滴を流し始める


いつ呼ばれるかわからないので

ベッドでビビりながら待機ニヒヒ


結局呼ばれたのは11時過ぎ


11時45分入室と決まったので

トイレに行き準備しててください

とのこと


ソワソワ滝汗


ワタシ調べ病棟1愛想の悪いナース凝視

オペ室へ向かう


メガネも外して行ったので

何も見えない


病棟受付付近で

凝視「ご家族見えてます」

と言われるも

見えないアセアセ


私は相当目が悪いのだ

メガネなしでは

まっすぐ歩くことも難しい


たまたま受付には

他にもご家族らしき方がいたので


どれだろ??

となるも

娘が手を振ってくれたバイバイ


滝汗ごめん、なんも見えなくてあせる


と言いながら

貴重品引き出しの鍵を預けた


まあ貴重品と言っても

小銭

カード類

(診察券、保険証、マイナンバーカード)

スマホ


だけでしたがニヤニヤ


病院て盗難が多いと聞き

無駄な心配は避けようと

クレカなどは持って来ませんでした


娘とはそこで別れて

私はオペ室へ向かうエレベーターへ


私が全然見えてないことがわかり

凝視が私の袖を引っ張って行く


オペ室前の待合スペースで

緑色の不織布の帽子を被らされ

最後の確認

ということで

いくつか凝視に質問をされた


43分くらいになって

オペ室前に移動


中では麻酔科医やナースが

準備をしていました


それを眺めながら待つ


ニヤニヤ「なんかまだ便意あるけど

もうなんも出なかった

大丈夫ですかね?」

(脱糞したらどうしよう滝汗


凝視「…」


滝汗滝汗滝汗


気まずい沈黙に耐えていると


ぬんっダッシュ


と担当医が横から現れた


デレデレ「おー!センセー!

よろしくお願いしまっす」


とヘコヘコ挨拶していると

手術室の中にいた皆さんが出てきた


オペ室前で

最後の確認

麻酔科医が麻酔の説明を

担当医が手術の説明を

その後サイン


もう見えなくて大変うずまき


その後

3段ほど段を上がり

靴のまま手術台へ


そこからはあっという間ダッシュ


左側からは血圧計をつけられ

右側からはパルスオキシメーターを

頭上からは麻酔が


皆が作業しながら同時に話しかけるので

返事をしながらあたふた滝汗


そして麻酔科医の先生に

「これ吸うと少しずつ眠くなりますよ」


と言われたのを最後に

記憶消滅スター


台に乗ってからここまで

せいぜい1分くらい


あっという間の出来事でした


次の瞬間

(実際には約4時間後)


何やらガチャガチャうるさいなぁニヤニヤ

と思うと同時に

ピッピッという

心電図モニターの音がして


滝汗もしかして手術受けてた?

今日その日?

え?そうだっけ?

今終わったの?


にっこり「終わりましたよー

今から回復室へ移動しますからね」


よくテレビで観るあれ


「いっち、にっ、さんっ」

でシーツ毎ベッドへ移動


隣りの回復室へと運ばれました


30年前の足の手術時は

麻酔から覚めた後

身体がブルブル震えて

大変だった


シバリングというらしい


今回は震えなし

声は…

やっぱり出ないチーン

でも喉の痛みは殆どなし

ガラガラして出ないだけ


私より10分くらい後に

隣に来たおじさんは

艶のある声で話している


滝汗滝汗滝汗


すごい!!

なんでそんな声出るの!?

羨ましい


回復室には1〜2時間

と言われていたけど

全然眠くもならず

目がギンギンに冴えた状態

吐き気や熱もなく

バイタルも安定していて

結局30分くらいで

病棟へと戻りました


病棟フロアの

エレベーターホールを出たところで

娘が待っていてくれましたニコニコ



知らんぷり大丈夫?

と言われて

笑い泣き「こーえーが〜出ない〜あせる

と言うのが精一杯


貴重品引き出しの鍵を返してもらい

そこでお別れ


コロナのため

まだ病室に家族は入れません


そこから長く眠れぬ夜が始まりました


(続く)