グッドデザイン賞 | かめ新聞

グッドデザイン賞


 今年も1000件を超えるグッドデザイン賞GOOD DESIGN AWARDが発表されました。世界遺産登録のように受賞作品が増えれば増えるほど当然賞の価値は薄らぐ。薄らいだ頃にはそのものの価値が一般化されたのだと納得すればいいのでしょうか。

 さて、自分の身の回りに長く愛用している持ち物はありますか? 実家で暮らしている人には多いかもしれません。漫画や小説、レコードなら押入や本棚に、そうじゃなく、いつも身の回りにあって使っているようなものの話です。

 そう考えて見回してみると、あるある。結構物持ちがいいのかもしれない。
 1位)目覚し時計(SEIKO)これはたぶん23年
 2位)レコードプレーヤー(DENON)これは21年
 3位)電気シェーバー(TOSHIBA)これは19年
 これまで何度も引っ越しをしていますが、その度よくついてきたもんです。シェーバーに至っては、刃も一度も換えた記憶がありません。刃の掃除だけはかかさずやっていた気はします。TOSHIBAに話したら喜ぶだろうな。

 同じ機器でも、今身の回りには携帯電話やデジカメ、パソコンなど愛用の物は増えた。でもそれらを20年後まで使い続けているとはとても思えません。なんだか、わざわざ新機種を出し、買い換えをせかされているような時代です。まぁ、安いヒゲそりを20年も使われては、企業は商売にならないんだろうけど・・・
 エコロジーなどと騒がしい世の中ですが、「リサイクル」よりは「リユース」がいいし、できれば「リペア(手入れ)」がいちばんいい。でもやっぱり「修理するより買った方が安いよ~」なんて店員に言われると考え込んでしまいます。